南米の植民地国家が揃ったら首都をガラパゴスへ、北米の植民地国家が揃ったらチチマシャ(ルイジアナ)へ。
遷都には二つの利点があります。
首都が北米or南米のときのみ利用できる遺産がホワイトハウス。今回は原住民が州に居座っていたので宣戦して確保。
政府改革+20%も優秀ですが、圧倒的な効果がステートのキャパ利用削減-25%です。
他の修正と重ねることで危険な領域に突入。
インフラアイデアで-10%、明ミッションで海禁維持を選んで-10%、裁判所で-25%と重ねるだけで、累計-70%。序盤から大量のステートを持ててしまいます。
ボーナス議事堂の存在エリアで-40%か、通常議事堂の存在エリア-20%に役所-50%を重ねるだけでステートのキャパ使用1%下限に到達。
もはやインフラ拡張でしかキャパを消費しない恐ろしい世界が実現します。
ただしインフラ分の+15は固定値で最後の最後に加算されるので削れず、インフラ分はシンプルにキャパを消費していきます。
それでも普段なら考えられないほどのインフラ網が整備され、地図上で明領が可視化されています。
また、他の新大陸遺産(マチュピチュ/チャンチャン/カパックニャン/ティカル/チェチェンイツアなど)が直轄できるのも好ましいです。
画像のように諸々の開発コスト修正を重ねられる中華皇帝ですが、中華だけだとDEVポチするための州が足りません。
戦争以外で州を増やすなら植民ですが、植民で得られる自前の州は意外にも少なく、それだけでもあっという間に州不足となります。
州数を手っ取り早く増やせるのが植民地エリアの直接統治です。
自前で植民しても良いですし、どこかのタイミングで植民地国家を取り潰しするのも可。解放→即停戦破棄で他の植民地国家軍に殴らせるだけなので手軽です。
直轄植民地は強力ですが、それでも33%分のMP/FL供給に過ぎません。これがキャパ圧縮によって生まれた全土ステートなら(概ね同文化ということもあり)100%の出力。
交易収入は植民地国家を取り潰すと不利になりますが、侮れない税収と膨大な生産収入が入るので問題ありません。
ラッシュ前には(軍量アイデア抜きで)6000kのMP、8000ほどのFLの過去一で暴力的な軍隊を整備できました。
最終的な直接統治を前提としながら植民地国家を作った理由としては、植民地国家に植民させたほうが文化統一で好ましいことに加えて、欧州の植民地国家を潰すより楽なのが主要因ですが、
中盤の財政を支える意味合いもあり、高関税戦略を採用しています。
関税の引き上げは朝貢のADMで強引に行いつつ、LDの管理は朝貢の威信に加え、宦官LD-20%/中華改革DEV起因-33/中華ミッションLD-10%が効きまくりです。
直接統治・朝貢用原住民とまだらの中途半端な植民地国家からでしたが、全盛期には1000Dを超える関税収入となりました。
明の関税戦略は立ち上がりが早いため、非戦の経済覇権チャレンジならイングランドやカスティーリャとも張り合えそうです。
ラッシュ直前の天命の状況が以下。
朝貢国は共食いによって減っていきましたが、代わって繁栄数の暴力で稼いでいます。
これほどの上昇量なら天命消費による朝貢国からの属国変換の連発は余裕です。
内陸にさらなる朝貢国を追い求めるときに外交併合を活用しつつ、中規模な国は辺境伯としてラッシュ時の補助要員としました。
天命70&安定度1消費は相応に重いので、急いで進めるべきではありません。
序盤に有用なのは植民者+1ぐらいで、他は中盤以降で良いでしょう。
天命100のまま待ち続け、イベントで+5とか+10されるタイミングに絞って改革するのが基本でしょう。
明でプレイするなら最終的には全改革を通すことになると思いますが、本格的に改革するのはダカットや君主点がダブつきした時期でしょう。
CCR10、統治効率2.5の組み合わせはWCにも寄与しますし、改革の効果そのものは革命さえしなければ何をやっても残るので、踏み台にするのは悪くありません。
異端寛容+2/統治技術-10%が基本効果で、調和MAXだと開発-10%/ToT+3/年汚職-0.5/年実力主義+1.0の効果が生じます。
調和MAXの効果が露骨に中華皇帝向けです。実力主義はもとより、汚職も宦官の特権と対応関係があります。
中華皇帝は常に調和MAX近くでキープすることで大幅に楽になります。
他宗教とのハーモナイズによって諸々の追加効果があり、顧問費-10%/不穏度-1/アイデア-10%/交易効率+10%などが有力。
調和MAXになったら雑にハーモナイズを入れて長々と待つだけ。
ハーモナイズ済の宗教は国教扱いとなり、ToTの値が適用されます。
ToTは基礎3/調和3/中華改革1/香料交易0.5で7.5まで軽く確保でき、これが全州に適用されれば全宗教トップ級の反乱耐性を発揮します。
儒教の専用遺産としては朝鮮の宮殿が優秀で、君主のADM基礎値が+2で、中華改革の+1と合わせて3以上が保証されます。
また仏教系の遺産も簡単に使用可能で、たとえばバーミヤンがイスラム化していてもイスラムと調和済ならOKで、むしろ仏教より使いやすいです。
全体像として、上側が明独自、下側が中華皇帝一般のツリーとなっています。
左下奥に位置する「明朝の危機」のみ例外で、条件・報酬は以下。
優秀な政府改革なのですが、惜しむらくはCCR5とTierが被っていること。「宮廷と国家」の処理時などのピンポイント採用に留まりました。
「外的爛熱/CCR10・戦争勝利で天命+10」と、ステートのキャパ使用-10%の永続補正が存在するのは明独自ツリーの側です。
中華皇帝そのものに起因するCCRは勅令+改革の20%で留まり、ヒンドゥーで良いのでは?という印象が否めません。
中華皇帝ミッションの報酬も強力です。
ただし出現条件は国タグにも紐付いており、変態経由で出現させるには満洲化が唯一の道となっています。天命簒奪時の首都アジアも必要という点に注意。
なお、国難「明朝の危機」の終了時には統治者死亡まで特権剥がし放題の効果が付与されるので、中華皇帝ミッションの完遂にうってつけです。
この際、ついでに独占交易の出し入れをループして重商主義を100にしておくと良いでしょう。クールタイムがないのは設定ミスですよね。
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