DEVは1102で列強一位、二位のイングランド338の三倍を超える圧倒的パワー。
FL100も首位、二位のオスマン40を圧倒。
八種類の交易品の生産リーダーであり、茶・陶磁器・絹の交易ボーナスを得ています。
ところがDEVほどにはダカットもマンパワーも出ていません。原因はこれ。
明の独自のデバフとして最低自治の縛りが存在しています。
これは宦官の特権で-5、特定の勅令期間中で-5、ミッション報酬で-5される他、
安定度2/政府改革P100を消費する「統治改革」のディシジョン使用ごとに-5されます。
特権はいずれ外したいですし、勅令はいずれ他を使いたいので、ミッション報酬分を除いて4回の統治改革が必要となるでしょう。
更に悪いことに、南西部の領土を中心に初期の自治度が50%超になっています。これは初手で下げるのが鉄板だと思います。
南西部の領土は異教州で不穏度が高く、どうせ反乱が起きるので自治度下げの不穏度もどんと来いの精神。
画像で最低自治0と書いてあるのは初動につき反映されていないだけです。
何もしないで1445年1月まで進めた場合の財政。
ここから顧問費を払っていると、イベントによる安定度低下・汚職増で赤字に転落します。
君主のデバフ特性二つは固定。後継者の特性一つはランダムなので、良さ気のが出るまでリセマラも可。
無能は1kで訓練させて死亡を祈りましょう。
訓練で死んでくれない場合、1464に手動退位。
後述。
次回に記述。
黄河の氾濫・長江の氾濫がMTTH700で何度でも発生し、安定度-2/天命-10/川沿い州のDEV低下/川沿い州の荒廃。
以前のverでは回避可能でしたが、今は中華皇帝である限り回避できません。
1480-1600に一回だけ西部大地震。天命-20/四州のDEV低下/四州の荒廃。
漢中・西安・鳳翔・延安の全州を手放せば回避可能。
1550-1600に一回だけ大飢饉。選択肢で安定度-1/天命-10/10年生産財-50%、天命-5/収入減1年分/10年生産財-25%、ADM-100/収入減3年分/5年生産財-10%。
回避不能で、三番目の選択肢がマシでしょう。しかし3年分のダカットを捻出するために借金すると天命が下がるのも困りもの。この時期には備えとして貯金があるのがベター。
序盤非戦の植明で行きます。探検→拡張→貴族の流れ。
明はまとまった資金力を持つため並列植民の維持が容易。中華改革からも植民者を一人もらえ、海軍ドクトリンで植民範囲が延長されるのも強みです。
イングランド・カスティーリャにこそ劣りますが、ポルトガル・フランスあたりは上回る植民スピードで展開できます。
そして、陸路で隣接すればどんな国でも(中小国なら)朝貢させられるのが極悪。
植民地で隣接しても差し支えないので、一瞬だけ植民者を送り込んで朝貢させた後に放棄するのも可。
東南アジア・アフリカのみならず、オーストラリア・南北アメリカの原住民もガンガン朝貢させられます。
ちなみにCoPに紐づくシステムである部族領に対しても隣接判定があるため、CoPが入っていたほうが朝貢はさせやすいです。
朝貢は天命の主たる上昇材料になると同時に、政府改革Tier3とミッション報酬の合せ技により、DEV1-1-1の極貧国からも年君主点2を供出させられます。
中華改革によって朝貢国を通常属国へ変換することも可能です。ただし総DEV250の国まで。
植明にはさらなるメリットがありますが、それは次回。
借金4口→福州のCoTをLV2→杭州のCoTをLV3 全要塞解体 陸軍維持費最低 ガレー輸送船売却→海軍ドクトリン植民範囲→日本ノード私掠→小型船50まで造船 足利ライバル→軽蔑侮辱→禁輸 オイラト関係改善 NFをADM 朝貢ADM 顧問ADM3-DIP2-MIL2 自治40以上を自治下げ 属国構成(後述) 特権構成(後述)
借金5口までなら天命低下が発生しないので、このラインで頑張ります。
要塞は荒廃対策に維持するという観方もあるようですが、財政的に厳しいので解体しました。
オイラトはそのうち激怒が消えるので同盟でopinion稼ぎ→モンゴル併合後に朝貢化。
属国5つ(長生・淮・唐・秦・舜)作成 プロビ解放でコア持ちのOPM全作成→朝貢国
こういう状態になります。
属国5つは即黄金時代発動のためです。これをやらない場合、足利相手に屈辱を通すか、オーストラリアに植民するまで黄金が発動できません。
初動が最もきついので、それを補うためには即黄金が手堅いと考えます。
後にDIPに余裕が生まれたタイミングで外交併合します。
朝貢スパムは天命の足しになり、将来的には君主点の足しにもなります。
できるだけ隣接させないように作成することで、朝貢国間の殺し合いで国数が減るのを防いでいます。
Estate | 特権1 | 特権2 | 特権3 | 特権4 | 特権5 | 特権6 |
聖職 | ADM | 顧問15 | 調和+ | 支援ディシジョン →キャパ [直轄30%維持] | 政府改革 | 植民補助 探検取得後 |
貴族 | MIL [直轄10%維持] | 顧問15 | 公爵領 | 優越 | 10-10→キャパ [直轄30%維持] | 植民補助 探検取得後 |
市民 | DIP [直轄10%維持] | 顧問15 | 税10% | TP+ | 10-10→キャパ [直轄30%維持] | 植民補助 探検取得後 |
宦官 | 従属外交 ※初期から | 顧問10 | 顧問枠2 | 最低自治5 | 10-10 | NF短縮 |
中盤からは必要に応じて入れ替えつつ、宦官の特権は外しておきます。
汚職対策は全力で Estateの議会は打ち続ける(宦官は影響100でも国難なし、他は政府等により影響が上がりにくく国難リスク事実上ゼロ) 威信は常に朝貢から取って100キープ 騎兵は反乱時に使い潰してゼロへ
ADM tech5→安定度3キープ→ルネサンス用DEVポチ補助[杭州]→ミッション用DEVポチ補助→tech8/先行 DIP 探検コンプ→tech7/先行 MIL tech4→ルネサンス用DEVポチ[杭州]→ミッション用DEVポチ dac ミッション用寺院15→ナンマトル→ミッション用各種
特権のおかげで10年でNFを変更できるので、ADMtech5でDIPへ、DIPtech7でADMとしています。
重要なのが植民距離を延長するDIPtech7で、これが無いと新大陸への到達が遅れます。
序盤のミッションの中では宦官特権の「東廟」を得るための永平DEV15が手軽かつ優秀。「西廟」との択一ですが、東が上でしょう。
ミッションによる特権の追加は。既に6つ目まで埋まっていても7つ目として強制的に入ります。
寺院15で孔子廟をUGしてくれるミッションも嬉しいです。宗教統一度100%未満から脱出でき、調和が捗ります。
植民距離は探検アイデア3(+50%)、海軍ドクトリン(+25%)、特権(+10%)で延長され、必要に応じて顧問(+20%)も使います。
初動でフィリピン南東部→ミクロネシアの順で植民遺産のナンマトルを確保。
並行して植民者を東南アジア・オーストラリア各所に移動させまくり朝貢スパム。
DIPtech7前に新大陸に到達するには、カムチャッカ原住民を併合しながらアラスカへ入るルートがあります。
しかし、植民地国家を作る上ではアラスカから埋めるよりカリブから埋めるほうが有益(カスティーリャ等の競争上)なので、インド洋→大西洋と進みます。
オーストラリア植民地国家は競合するのが遅いので、余裕があるときについでにやっておくだけとします。
DIPtech7前にジャワ島のブンクル→インド洋のホーラヴェイと進めておけば、技術取得時にケープまで届きます。
ケープからはラプラタに届くので、ガツガツと植民地国家を作っていきます。
ラプラタ→ブラジル→カリブ→コロンビア→カナダ→東海岸→メキシコ→オーストラリア→アラスカ→カリフォルニアの順で作成。ペルーとルイジアナは作成せず。
また、沿岸すべてをDEV12以上にして植民地主義のツモを狙っています。
ツモれませんでしたが植民地国家を作っているので自然伝播で楽に受容。
特権配布で初動こそ下がる直轄地ですが、定期的に反乱どんと来いの没収、猛烈なDEVポチで1500年前には100%にできます。これで政府改革も100%ブースト。
政府改革を税収+15%→朝貢強化→調和強化と進めた後、いったん統治改革4回を挟んだ後に再開の流れ。
政府改革の進行がミッションにも関わるため、統治改革をいつ混ぜるかが難しいのですが、自治を下げることで改革の元値が早まることも踏まえ、Tier5前の連続改革にしてみました。
高レベルの顧問を意識的に雇っておけば、勅令を使っても黒字で回せます。
定番の聖職/貴族/市民の割引特権に加え、宦官にも割引特権がありますし、茶の交易ボーナスが初期から入っています。
更に能力主義そのものでも割引されるため、原価が割引される顧問でも引こうものならレベル5も余裕です。
ランダムイベントで下がりすぎたときだけMIL消費で補填。
勅令は最初は技術-10、統治改革が終わるまで自治-5、以降はCCR10+開発10を使用。
最初の改革は探検を開けたタイミングで植民者を取得、ミッションによる天命回復と合わせることで傷口を浅くしています。
画像は1488年。
天命100まで溜まったタイミングで商人→開発→外交官→CCR→生産財→自治→君主ADM→LDと進めていきます。
宗教改革時代からは改革による天命低下で国難カウントが始まりますが、
朝貢スパムによって国難の閾値までの天命の回復が早すぎてカウントが進みません。国難が起きないとミッションが遅れるのでむしろ困ります。
けっきょく、国難発生は1543年まで遅れました。
しかし見ての通りの回復の暴力で、特に苦戦することもなく国難終了。強いて言うならガラパゴス諸島に反乱軍が湧いたのが面倒だったぐらい。
明or天命を奪った国は、中華帝国システムを採用すると同時に政府改革Tier1が君主制の天朝にロックされ、神権・共和化なども不可能になります。
天朝によって正統性が実力主義に置換され、政府ランクが帝国に固定されます。
ボーナスは統治キャパ+500/Estate影響-10。
統治キャパの効果は絶大で、仮に明が天朝を持たなければキャパ超過2倍で話になりません。
これほどの上昇量であればトップクラスの政府と言って良いでしょうが、終盤になるほど相対的に価値が落ちはします。
厳密には中華帝国システムと不可分の関係ではなく変態で強引に外すことが可能で、中華帝国を残したままロシア政府等を採用できます。
ただし実力主義が消えて勅令が使えなくなるのデメリットが大きいため、実用上は不可分と考えるべきでしょう。
なお革命国家となると中華帝国システムごと木っ端微塵です。
正統性MAXの効果として、不穏度-2/宗教寛容1/外交評判1/最大絶対主義10。運が悪いと下がりまくってペナルティも生じます。
実力主義MAXの効果として、顧問-25/政府改革25。50未満でペナルティもありますが、通常そうならないので無視できます。
単体で見たときなら正統性MAXに分があるでしょうが、実力主義は勅令の使用と紐づいている点が重要です。
勅令は数多ありますが、序盤を除くと実用上は開発-10/CCR10を使用することが多いでしょう。
税収25/ステートのキャパ使用-10も場合によって優秀です。
天命MAXでは、不穏度-2.5/戦争疲弊-0.05/全Estate忠誠均衡10を得られます。正統性の不穏度減が無い分が補われていますね。
天命50未満のペナルティは複数あり、中でも生産財-50%/不穏度+5のスケーリングが厳しいですが、適切に管理していれば長期に渡って低天命に苦しむことはありません。
運悪く改革直後に洪水に襲われても天命20で、仮に自然増が0.5だとしたら5年でペナルティが消える計算です。
改革しなければ天命50以上を常時キープできるので、余裕がないときは改革しないという姿勢を徹底すべきです。
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