文禄の役、慶長の役
将軍持仁によって応仁の乱は鎮圧され、日本に平和が訪れた。
中興を果たした室町幕府はミッションに応じて朝鮮半島への出兵を企図する。
ミッションで朝鮮攻撃がでたので朝鮮を攻撃することにする(小学生並の戦略)。
しかし朝鮮には明兄貴と満州という二つの強大な同盟国がついているため、すぐに攻撃することはできない。準備が必要だ。
まず統治技術をあげて海運と海軍という二つのNIをとる。
これによって提督の能力が底上げされ、海軍許容隻数が増加するのだ。
つぎに大型船を中心に海軍を建設する。日本列島は海に囲まれているので、海軍さえしっかりしていれば明にも負けないのだ(勝てるとは言ってない)。
このような準備を経て、1549年に朝鮮に宣戦布告。
緒戦の黄海開戦で明と朝鮮の連合艦隊をばったばったと沈め、制海権を確保する。
お、なんかいいかんじだぞ。
続いて陸軍戦力を朝鮮半島南端に上陸させ、敵の首都漢城に進軍させる。
だが敗北
あれれ? なんで?
おそらく海軍NIに軍事君主点をふるのに夢中で、軍事技術をあげ忘れていたためだと思われる。
敗走した日本軍は釜山で壊滅し、プレイヤーは慌てて講和交渉の道を探ることになる。
海軍がしっかりしているかぎりは敵はこちらに攻めてこれないので、海上封鎖をしながらのんびり相手の白紙和平を待つ。
1560年には朝鮮が敗北を認めて(海上封鎖がきいたのである。)、講和が成立した。
前回の失敗を繰り返さぬよう、今度はじっくり軍事技術をあげてから朝鮮攻撃を行うことにする。
講和期間がきれるまで、軍事君主点はすべて技術開発にそそぎ、陸軍を再建し、大砲を鋳造し、海軍を再整備した。
これによって1584年には再度朝鮮に宣戦することが可能になる。
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だがまた負ける
今度は敵同盟軍の数の暴力で負けた。
敗走した日本軍は釜山から輸送船で日本に逃亡したが、約半数の軍は輸送が間に合わず追撃軍に殲滅された。
画像はそのときのものである。
しかし海軍がしっかりしているかぎり今度のいくさも負けはせず、海上封鎖のフェイズに移行する。
十数年後、朝鮮はふたたび海上封鎖に音を上げて敗北を認める条件で講和した。
ちょうど史実の文禄、慶長の役のように二度、朝鮮にせめて二度とも戦略目標を達成できなかった。
しかし日本のやったことは無駄ではなかった。
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同時期、倭寇が活躍。
日本は、二度の戦役で斉州島を得、また沖縄を併合して極東の貿易を独占するようになった。
他方、朝鮮と明がこの戦役で得たものはほとんどなかった。
陸上戦闘による消耗、海上封鎖による疲弊、そして倭寇による沿岸部の略奪によって、朝鮮と明はじりじりと疲弊していた。
とくに明の疲弊はわれわれの想像を超えていたようで、彼らは自国の叛乱軍を鎮圧できず、崩壊してしまう。
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明の崩壊
さあ、三度目の正直と行こうか。
(続く)