AAR/六芒星の夢

AAR/六芒星の夢/10(2020~2020)あり得た事、成し得ぬ事、求め得る事…

あり得た事

あの国々を、気にすることはないわ。自分の身を守れないのがいけないのよ。

Mughalsは世界征服を成し遂げたが、忠実な辺境伯Chagataiのみは一定の自治を認めた
それ故に世界地図が緑一色に染まることはなかった

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	六芒星の光ではシベリア植民が終わらず、北極圏を染められなかったので今回の方が気分はいい

征服した土地を次々同化し、世界の大半が受容文化となった
このような偉業を可能とするのは世界広しと言えどMughalsのみであろう

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	よく見たらTimuridsの主要文化であるウズベク文化が数少ない例外となっている

ただ、残念なことに、欧州の染色までは実現できなかった…。あなた方が言う『2大陸のユダヤ化』です。これが実に難しい。

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	返す返すも口惜しい

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	アフリカは染色できた

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	分かりにくいが日本の殆どは神道

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	東南アジアもOK。貿易会社リージョン(Ver1.29)の染色は達成し、意地を見せた

宗教別州数

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	東方正教は欧州とシベリアに35州が残った
	
	その他のキリスト教、イスラム教、ダルマ宗教は旧大陸から駆逐された

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	2162州は自己新記録
	宗教チャートは93.8%でこちらも新記録だった

人間は何に幸福を見いだすのだろうか?何のために今を生きるのだろうか?そして、何かを残せるのだろうか?

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	統治効率80%は終盤の征服を大いに助けた

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	終盤に防衛アイデアを破棄した。探検は1度破棄して再取得した
	全く必要はなかったが最後に外交ポリシー枠を埋めた。外交官10人体制も新記録だと思う

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	ミッションは2-1のみ達成できなかった。
	
	DEV合計は22491で、六芒星の光(16228)と比べて6263多かった。やはりRAZEの威力は凄まじい
	
	陸軍部隊数は827kで今回の狂信者反乱(406k)の倍以上まで膨れ上がったが、前回の規模(1200k強)には届かなかった
	Chagataiも343kの部隊を抱えており、こうしてみるとやはり辺境伯は強力だったことが分かる
	
	最もDEV合計の高い州はDELHIでDEV合計53だった。順当と言えば順当か
	DELHI州のみで税収31.2ducats、生産153.15ducatsを稼ぎ人的資源を9960生み出していた
	
	またRIO_DE_LA_PLATA州がDEV47でPARISを上回っていた。恐らく植民者が頑張ったのだろう

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成し得ぬ事

結果的に前回9話の予想を大きく上回る州がユダヤに染まった
どういった点がこれに寄与したのかを分析する。

その予想が真であることを神に祈ろう。たとえ、若さゆえの狂った予想であったとしてもな・・・。

予想では次のような計算を基に終了時にユダヤに染まるのが1780州と算定した

(以下前回9話より引用、及び一部改変)

主な宗教関係の出来事と布教強度、各期間の予想改宗州数

各項目の中身は"この期間はこんな感じだろう"という仮定の値。項目の略字は
安定=安定度、MS=Missionary_Strength(布教強度)、元=改宗前の元々の宗教ペナルティー、
テリ=テリトリーコアペナルティー、聖堂=大聖堂ボーナス、月数=必要月数=100/州MS、人数=宣教師数
数字の前の+や-は布教強度の増減、計算時の端数は四捨五入
期間合計(州)人数×州/年×期間(年)

	4行目ならば宣教師4人、11か月で1州改宗→1年当たり1.1州、の状況が10年続くため期間合計=4×1.1×10=44(州)

モデルケースの意味

	ス10属国受容ステート→元の宗教がスンニ、DEV10、(属国の)受容文化でステートコアの州
	プ10非受容テリトリー→元の宗教がプロテスタント、DEV10、非受容文化でテリトリーコアの州(エリアはステートに昇格されており、布告は出せる)
	ヒ:ヒンドゥー教、ス:スンニ派、仏:仏教系、カ:カトリック、改:改革派

累計州数はその期間の終わりのユダヤ州数(1625年の行ならば1645年、1645年の行ならば1655年のユダヤ州数)

期間出来事安定顧問国家MSモデルケース布告DEV受容テリ聖堂州MS月数州/年人数期間合計累計州数
ユダヤ計1780
15??宗教アイデア完了+0.507.5%3
1550第3アイデア完了+0.507.5%4
16150狂信者要求受諾006.0%130
161510ディシジョン+1+212%ス10属国受容ステート0-2-10009%111.1444174
162520クシ文化圏同化+0.5+211.5%ヒ15受容テリトリー+10-1.50-209%111.15110284
164510宗教/諜報ポリシー0.5+212.5%仏15受容テリトリー+10-1.50-2010%101.2560344
165540大聖堂解禁0.5+212.5%ス10受容テリトリー+1-2-10-2+311.5%8.71.385276620
169525エルサレム征服0.5+212.5%東10受容テリトリー+1-1-10-2+312.5%81.56225845
172040西欧侵略0.5+212.5%カ20受容テリトリー+10-20-2+312.5%81.563601205
176040中欧と残り0.5+212.5%プ20受容テリトリー+10-20-2+312.5%81.563601565
180020残り0.5+212.5%プ20受容テリトリー+10-20-2+312.5%81.561801745
操作ロス0
での改宗数
1615
18210アフリカ植民401785
18210属国による自力改宗301815
18210操作ロス35と仮定-351780

(引用終わり)

綺麗ごとだけでは無理なのだよ!

では今回実際はどうだったかと言えば


☆が確定した(SSが残っている)ユダヤ州数。それに適するよう逆算してモデルケースを設定した
端数を植民や属国による自力改宗で調整しており、必ずしも実情と合致しない場合がある(☆の左の★期間合計がそれにあたる)

当該期間に体感で全体の半数程度は同化(=受容)済みの州を改宗していた場合、非受容文化ペナルティーを-1(半受容)に設定している。
これは大聖堂についても同様(割合に応じて+1にしている)

期間出来事安定顧問国家MSモデルケース布告DEV受容テリ聖堂州MS月数州/年人数期間合計累計州数
1821GC終了★27☆2162
1527Mughals変態(2回目)+0.507.5%3
15??宗教+交易ポリシー+0.508.5%4
1580エルサレム征服+0.508.5%5
1615狂信者要求受諾+0.508.5%5☆325
161510顧問雇用→改宗+1.0+211%ス5属国受容ステート-2-0.58.5%11.81.02551376
162518探検アイデア取得+0.507.5%ス5非受容テリトリー+1-2-0.5-2-25.5%18.20.66559435
16433ディシジョン+1+212%ス15非受容テリトリー+1.5-2-1.5-2-27%14.30.84513447
1646Great_Britainと同盟+1.5+213.5%%5★5☆452
164614(続き)+1.5213.5%ヒ15非受容テリトリー1-1.5-2-29%11.11.08576528
1660Portugal終戦5★4☆532
166014(続き)+1.5213.5%仏10非受容テリトリー10-1-2-29.5%10.51.14511543
166217クシ文化圏同化+1.5213.5%ス5非受容テリトリー1-2-0.5-2-28%12.50.96698641
1679Brunei終戦+1.5+213.5%★9☆650
167921(続き)+1.5213.5%東15非受容テリトリー1-1-1.5-2-2+19%11.11.086136786
17006大聖堂完備、半分受容+1213%カ20半受容テリトリー1-2-1-2+312%8.31.44652838
1706Deccan併合+1.0+213%★8☆846
17068(続き)+1.0213%カ15半受容テリトリー1-1.5-1-2+312.5%81.5672918
1714France終戦+1.0+213%★3☆921
17144(続き)+1.0213%カ25半受容テリトリー1-2.5-1-2+312.5%81.5633954
171811宗教+諜報ポリシー+1.0214%東15半受容テリトリー1-1-1.5-1-2312.5%81.56991053
17292宗教+貴族ポリシー+1.0215%カ30半受容テリトリー1-3-1-2313%7.691.566191072
1731わずかな犠牲?+1.0+215%★3☆1075
173121(続き)+0.5214.5%カ30半受容テリトリー1-3.0-1-2+312.5%81.561891264
1752Great_Britain初戦+0.5+214.5%★8☆1272
175211(続き)+0.5214.5%プ30受容テリトリー1-3-1-2+313.5%7.411.6261071379
1763Mingが内陸国に+0.5+214.5%★2☆1381
176311(続き)+0.5214.5%プ10受容テリトリー1-1-2+315.5%6.451.8661341515
17753神イベント→安定度上げ+1.5216.5%改10受容テリトリー1-1-2317.5%5.712.16381553
17787狂信的な皇帝+1.5217.5%ス10受容テリトリー1-2-1-2316.5%6.061.986831636
17852神イベント終了+1.5216.5%ス10受容テリトリー1-2-1-2315.5%6.451.866221658
1787統治効率+80%
(1773年植民再開)
+1.5+216.5%★29☆1687
178714(続き)+1.5216.5%プ15受容テリトリー1-1.5-2317%5.882.0461711858
1801世界征服+1.5+216.5%★45☆1903
18015(続き)ステートコア+1.5216.5%ス30受容テリトリー1-2-3315.5%6.451.866561959
180612狂信的な皇帝崩御+1.5215.5%東25受容テリトリー1-1-2.5316%6.251.9261382097
18183宗教+外交ポリシー+1.5216.5%東20受容テリトリー1-1-2317.5%5.712.16382135

★の合計が143、植民を43州と仮定すれば計算上は属国による自力改宗が100州
狂信者による黒塗りが325州なので、Mughalsによる改宗は 2162-143-325=1694(州)

なんだかんだで予想より100州ほど多かった

しかし、理屈通りに人は動かない。

背景黄緑は六芒星の誤における次回予想、"州数の差"は六芒星の誤を基準とした累計州数比較

全く同じ年同士での比較はできないため、布教強度は直近の値、累計州数は各年代内で直線的に増加すると仮定して算出

例:1645年の場合
布教強度は光→1640年、夢→1643年のもの
光の累計州数=(1640までの累積)+(1640~1650の期間合計)÷10×5=185+48÷10×5=209

国家MS州MS人数累計州数州数の差
黒塗り166130325+360+195
16156%12%11%4%9%8.5%345166130325+360+195
164512.5%12.5%13.5%10.5%10%7%455209284448-750+164
167513.5%12.5%13.5%9.5%10%8%456323482618-1590+136
170013.5%12.5%13%11.5%12.5%12%566454665786-2110+121
172014.5%12.5%14%12.5%12.5%12.5%566595845972-2500+127
174014.5%12.5%14.5%12.5%12.5%12.5%56674510251153-2800+128
176014.5%12.5%14.5%12.5%12.5%13.5%56689512051339-3100+134
178014.5%12.5%17.5%12.5%12.5%16.5%566104514051577-3600+172
180014.5%12.5%16.5%15.5%12.5%17%566119515651888-3700+323
182114.5%12.5%16.5%15.5%12.5%17.5%566151717802162-2630+382

※光、誤は植民と属国による自力改宗、操作ロスを最後(1821)に纏めて計上している

誤との累計州数比較

求め得る事

言うだけなら、誰にだって言える。でも、本当に大事なことは言葉よりも行動だ。

本項では後から振り返って「他の選択肢もあったのではないか?」という点について「もしも~たら、~れば」といった仮定とその影響について述べたい

仮定年代メリットデメリット備考
仮にMuscovyのRussia変態を
阻止していれば
1460-1540シベリア空地をユダヤで埋められた
Muscovyのままで東欧征服が楽
そもそも遠くミッション進行に関与しない
交易収入にも結びつかない
植民は十分間に合ったと思う
やるならばNajdに代わる前か?
④諜報⑤拡張⑥貴族の順で取得していたら
(実際は④交易⑤探検→破棄→諜報⑥貴族)
1583-1730汚職が減り汚職対策も安く済んだ
アジア等で直接植民でき改宗必要州が減った
軍事ポリシーの無償枠を有効活用できた
君主点消費のバランスが良かった
交易がないことで収入は激減していた
↑に伴い大聖堂建築が遅れた可能性
貿易会社リージョンは予め原住民を攻撃して→
おく必要があったため、軍事点消費が増える
借金で植民の余裕はなかった可能性もある
Kilwa併合後に交易首都をペルシアから
ザンジバルノードに移動していれば
1650-1745ペルシア下流への流出を防止できた
大聖堂建築が早まったと思う
貴重な外交点が必要
Deccanの交易の送出を要したかも
中東の富の徴収効率は落ちた
(ホルムズ・バスラ・ペルシア)
もしも属国を併合しなければ
(特に最後の2国、TrierとSyriaに関して)
1750-1800属国による自力改宗が見込めた
外交アイデア取得が早まり布教強度が上がった
大聖堂を建築できない州があった下賜前に建築スロットを空けることを
忘れていたケースが多かった

たとえそれが無駄だとわかっていようとも人は前進することをやめてはならない。本当の変革とはそういうもんだ。

旧大陸(+オセアニア)の染色には残り150州ほど
→前項のたらればでカバーしきれるか微妙なところ

1つのアイデアとしてはユダヤ化の時期を早めることが考えられる(このシリーズの光以降では、絶対主義を稼ぐために1615年頃にユダヤ化している)
他に絶対主義を稼ぐ手段があるならば、宣教師を遊ばせる期間が短い方が良いかもしれない



また、新大陸も含めてOne_Faithを狙うならば抜本的な戦略の見直しが必要だろう
こちらに関しては今のところ妙案は思い浮かばない






今回はゴールを目前にして惜しくも時間切れとなってしまったため、当然悔しい思いはある。
だが一方で影や光の頃に比べて大幅にユダヤ州を増やせたことから、"戦略として大きく間違っていなかった"点には安堵している。

作者としては幾らかの達成感も覚えたので、これ以上を求めて挑戦を重ねるか決められていない
仮に挑戦を続けるとしても、新しい仕様に慣れてからとなるだろう*1

六芒星シリーズにひとまずの区切りはついたとみなして、本AARの結びとする。

	読んで頂いた皆様、コメントを下さった方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。

(了)


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*1 本AAR執筆が2020年5月、Ver1.30更新とDLCのEmperor発売が2020年6月

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