世界征服は成し遂げたものの、未知領域"Terra_Incognita"が残ってしまった
植民地国家が細分された結果、ロッキーやアマゾン奥地の染色は叶わなかった
シベリア植民は15州ほどが未了
アフリカや東南アジアの斜線のかかった場所は呪物崇拝(Fetisism)
ユダヤに染められた大陸は欧州だけだった
インドは染まったものの、Najd発祥の地である中東は一部がスンニのままだった
東アジアは中国の貿易会社リージョンのみ(台湾除く)
ほぼ手付かず。早い時期にSpainから獲得した島嶼部とAcehが自主改宗したスマトラ島のみ
アフリカも大陸東岸と北東部のみ
新大陸は0に近い。0かもしれない
Chartsは66.5%で前回の1798年(76.2%)を10%近く下回った
どうしてこうなった(泣)
植民か、植民をしなかったからか!?それともユダヤ化が遅かった!?
前回の最後で大言壮語を吐いた己が恥ずかしい
(真面目な考察は後で)
中盤以降に獲得した州がRAZEされたこともあり、旧大陸の開発度合計は16228しか*1なかった
遊牧民の宿命か
横着せずに"経済"や"軍質"を破棄して"探検"アイデアを取得していれば、シベリア植民も間に合ったかもしれない
作(略)
神学ノ進歩、発展ニ犠牲ハツキモノデース
あかぬれば 去りぬものとも 知らぬとは なほ恨めしき あさぼらけAhoでBokeかな*2
国教寛容度+10/異教寛容度-4.5、と"邪教に支配された粗暴な蛮人"すらもたちまちのうちに
"穏和で敬虔な神僕"に変えてしまう真の教えの有難さを裏付ける結果となった。付け加えるとすれば、
"ユダヤの教義に歯向かう者は人に非ず"協会NAJDの活躍も一因となったことだろう
20の植民地国家のうち19から商人追加の効果が得られた結果、商人は40人に膨れ上がった
1話でも触れたが、ゲーム終了時には
上のような特徴を持つ覇権国家Najdが世界を征服し、未入植地を埋めるためにシベリア植民に勤しむ
という意味不明の状況が発生した。またキャンペーン全体でも
これらの"ふしぎなできごと"が頻発した*7
本編終
戦略とそれを基にした皮算用をご破算にする大ポカをした作者が悪い
というのは分かり切ったことなので、それ以外の点について考える
また用兵や細かいゲームプレイ上の反省点については、前回一通り列挙したので割愛する
上が前回Ethiopiaの1798年時の宗教、下が領土のMAPである
Georgia、Hungary、Nepal、Netherlandsが属国でいずれも宗教の強制でユダヤに国教を変更済み
上の赤紫(ユダヤ)と下の水色(Ethiopia)を比較し旧大陸に注目すると
赤紫が改宗済み、水色が未改宗の自国領。このときのChartsの値が76.2%だったため
水色/水色+赤紫=1-0.762=0.238
これに対し今回の場合、旧大陸は全て領有している状態でChartsが66.5%なので
今回未改宗の州
緑(未改宗)/全体=1-0.665=0.335
注意すべきは分母が異なる点である。当時のEthiopiaは超大国ではあったものの、
France、Spain、そして広大なRussiaの大半を征服できていなかった。これらは全て非ユダヤなので
仮にこれら全てを征服できたならば、分子は変わらない一方で分母は大幅に増えたはずだ。
以下はEthiopiaが当時既に世界征服を成し遂げ、属国も併合ずみであった場合の未改宗州(白)である
"今回未改宗の州"図における緑と比べると明らかに広い
つまり、今回Chartsの数値(66.5%)が低かったのは
"改宗した州の数そのものは今回の方が多かったが、世界征服を成し遂げたことで分母が増えてしまったため"
だと思われる。現に狂信者反乱(今回)の要求受諾から約5年後の1618年は
91%と9割以上がユダヤだった
今回は(残念なことに)最後まで遊牧民政体で、結果的に君主点に困ることはなかった
しかしMughalsに変態できていれば明らかに支障をきたすほど汚職に塗れていた
次のアップデートで仕様は変わるらしいが、あくまでこのVerで再挑戦した場合の対策を考える
(以下における略語は次の意味)
TmT="Too_many_Territories"(テリトリー過多)
OE="OverExtension"(過剰拡大)
ROC="Rooting_Out_Corruption"(汚職対策)
今回の場合中盤まで汚職対策に費用を投じていた結果
時期 | 当時の出来事 | 年増減 | 汚職 | 備考 |
1622 | 包囲解除中に懲罰戦争 | 0 | 0 | ROC:50% |
1622 | -0.42 | 10 | TmT+0.16 ROC:100% | |
1629 | 属国狂信者失敗 | -0.42 | 14 | 貨幣改鋳? |
1646 | NOVGORODに首都移転 | + | 21 | 改鋳後ROCを0%にした |
1651 | Delhiとの初戦 | + | 24 | |
1653 | Netherlands初戦 | +1.33 | 26 | TmT+0.80 OE+0.47*8 |
これを見ると今回と同ペースの拡大速度ならば1650年頃にTmTが閾値を超える
その後の拡大期に、各項目の値が()内の数字と仮定すると汚職の年増減は
要因 | 年増減 |
計 | +1.18 |
TmT | +0.80 |
OE(80%) | +0.4 |
宗教統一度(80%) | +0.02 |
安定度(2) | -0.04 |
これでは仮にROCを100%支払っても年に0.18ずつ増加してしまう
州DEV×(1-自治度)の合計が1000のとき毎月のROCは50ducats/月なので、常に満額払うのは難しいと思う
(今回の場合1646年にROC:100%のために要したのが50.93ducats/月)
これらを少しでも緩和するため、次回挑戦時には次のことに気を付けたい
仮に今回のようにユダヤ狂信者反乱を絶対主義の開始に合わせるならば、Mughalsへの変態を1550年迄に済ませてしまいたい
理想としては
1550年Mughalsに変態→永久請求権を用いてインドで拡大
→1590年頃にEthiopiaとの戦争でユダヤ州を奪い→1595年頃狂信者反乱勃発→黒塗り&改宗
と持っていけたら最善
上流方向のインド・アジアに拡大し、Mughalsに変態することのメリットは
一方で遊牧民政体になれない(今回遊牧民政体になったのは1574年)ことと欧州を後回しにするデメリットは
これらのことを念頭に置いて次回アイデア取得順の案を練った
変 | 今回 | 時期 | 取得理由 | 所感 | 変 | 次回 | 取得-完了 | 理由(狙い) | 備考 |
消 | 経済 | 1465-1508 | 貧乏・借金・インフレ | 取るしかなかった | 新 | 防御 | 1465-1500 | 士気・ポリシー | ②まで取得→軍事Lv6→残り |
↓ | 影響 | 1515-1535 | 当時外交併合中だった | 後で良い | 新 | 統治 | 1490-1515 | コア化↓・傭兵・ポリシー | 統治技術-10%も魅力 |
消 | 軍質 | 1530-1553 | 完了で規律+10% | 規律UPは効果的 | 新 | 交易 | 1530-1555 | 序盤の収入UPと後半のポリシー | 商人不足対策 |
消 | 外交 | 1570-1590 | 包囲網対策 | ポリシーも便利だった | ↑ | 宗教 | 1580-1600 | 聖戦CB・改宗 | ユダヤ化直後から全力改宗 |
↑ | 宗教 | 1640-1650 | 改宗(先に拡張を取得→ | 破棄したので遅れた) | 新 | 諜報 | 1635-1650 | 汚職と包囲網対策・ポリシー | 汚職対策の切り札 |
↓ | 貴族 | 1687-1715 | ポリシー | 特になし | ↑ | 拡張 | 1687-1710 | クシ文化 | 今回は破棄せずそのまま |
↑ | 拡張 | 1762-1800 | 空地工事 | 間に合わなかった | ↓ | 影響 | 1745-1780 | 外交併合↓・外交枠 | 大きな属国はここまで残す |
↓ | 貴族 | 1780-1800 | ポリシー | 植民状況による |
諜報⑦取得と同時に防御/諜報ポリシーを採択すれば合わせて汚職-0.2/年
この時、先ほどの想定:汚職年増加+1.18に対して
(ROC:100%で-1)+(諜報⑦&ポリシーで-0.2)=-1.2
でギリギリ汚職の年増減を負に持ち込める
懸念点
(1600-1650)のポリシー
使用枠 | 1 | 2 | 3 | 主な効果 |
統治 | 宗教/交易 | 布教強度+1%、交易品生産量+10% | ||
外交 | 交易/防御 | 交易/統治 | 交易誘導+25%、交易効率+20%、商人+1 | |
軍事 |
連隊雇用費-10%
(1650-1710)のポリシー
使用枠 | 1 | 2 | 3 | 主な効果 |
統治 | 宗教/交易 | 宗教/諜報 | 布教強度+2%、交易品生産量+10% | |
外交 | 交易/防御 | 交易/統治 | 交易誘導+25%、交易効率+20%、商人+1 | |
軍事 | 防御/諜報 | 要塞防御+10%、汚職-0.1/年 |
(1710-1780)のポリシー
使用枠 | 1 | 2 | 3 | 主な効果 |
統治 | 宗教/交易 | 宗教/諜報 | 布教強度+2%、交易品生産量+10% | |
外交 | 交易/防御 | 交易/統治 | 交易/拡張 | 交易誘導+45%、交易効率+30%、商人+1 |
軍事 | 防御/諜報 | 防御/拡張 | 汚職-0.1/年、連隊雇用費-10% |
(1780-1820)のポリシー
使用枠 | 1 | 2 | 3 | 主な効果 |
統治 | 宗教/交易 | 宗教/諜報 | 統治/影響 | 布教強度+2%、交易品生産量+10%、外交併合コスト-20% |
外交 | 交易/統治 | 交易効率+20% | ||
軍事 | 防御/諜報 | 防御/拡張 | 防御/影響 | 汚職-0.1/年、連隊雇用費-10%戦争疲弊-0.03/月 |
いずれの年代でも統治点の収支によっては統治/防御ポリシーで汚職-0.1/年を追加する
今回は完全にご主人様頼りだった。次回も序盤はOttomansの庇護を受けるつもりだが、
ユダヤ化後の混乱から回復したら1630年頃(今回ライバル指定されたのは1667年)には同盟破棄
→停戦が明けたらエルサレム奪還で早めに追加宣教師を獲得したい
今回とは異なりキリスト圏への侵攻はしていないはずなので、Ottomansをライバル指定すれば
キリスト圏の大国(SpainやFrance、HRE皇帝など)と同盟できると思う
またインド侵攻時やOttomansと同盟破棄する際に、一時的にMingの朝貢国になることを申し出てもいいかもしれない
(もちろんMingが崩壊していない前提だが)
キリスト圏で大々的に包囲網を組まれる頃には、Mughals一国で相手取れるくらい圧倒的な軍事力を保持している必要がある
アジアの富で交易収入を確保し、全歩兵を傭兵にしても黒字になる程の安定した財務状況を確立しておきたい
(了)