AAR/六芒星の光

AAR/六芒星の光/10(2020~2020)妄言の老犬 顛末・次回対策

道の果てに至れども、未知の?は見えず

領土

209.jpg

世界征服は成し遂げたものの、未知領域"Terra_Incognita"が残ってしまった

210.jpg

植民地国家が細分された結果、ロッキーやアマゾン奥地の染色は叶わなかった

211.jpg

シベリア植民は15州ほどが未了

宗教

アフリカや東南アジアの斜線のかかった場所は呪物崇拝(Fetisism)

212.jpg

ユダヤに染められた大陸は欧州だけだった

213.jpg

インドは染まったものの、Najd発祥の地である中東は一部がスンニのままだった

214.jpg

東アジアは中国の貿易会社リージョンのみ(台湾除く)

215.jpg

ほぼ手付かず。早い時期にSpainから獲得した島嶼部とAcehが自主改宗したスマトラ島のみ

216.jpg

アフリカも大陸東岸と北東部のみ

217.jpg

新大陸は0に近い。0かもしれない






Chartsは66.5%で前回の1798年(76.2%)を10%近く下回った

どうしてこうなった(泣)

植民か、植民をしなかったからか!?それともユダヤ化が遅かった!?
前回の最後で大言壮語を吐いた己が恥ずかしい
(真面目な考察は後で)

その他

218.jpg

中盤以降に獲得した州がRAZEされたこともあり、旧大陸の開発度合計は16228しか*1なかった
遊牧民の宿命か

横着せずに"経済"や"軍質"を破棄して"探検"アイデアを取得していれば、シベリア植民も間に合ったかもしれない
作(略)

219.jpg

神学ノ進歩、発展ニ犠牲ハツキモノデース

220.jpg

あかぬれば 去りぬものとも 知らぬとは なほ恨めしき あさぼらけAhoでBokeかな*2

国教寛容度+10/異教寛容度-4.5、と"邪教に支配された粗暴な蛮人"すらもたちまちのうちに
"穏和で敬虔な神僕"に変えてしまう真の教えの有難さを裏付ける結果となった。付け加えるとすれば、
"ユダヤの教義に歯向かう者は人に非ず"協会NAJDの活躍も一因となったことだろう

221.jpg

20の植民地国家のうち19から商人追加の効果が得られた結果、商人は40人に膨れ上がった

歩みし道のり

1話でも触れたが、ゲーム終了時には

上のような特徴を持つ覇権国家Najdが世界を征服し、未入植地を埋めるためにシベリア植民に勤しむ

という意味不明の状況が発生した。またキャンペーン全体でも

これらの"ふしぎなできごと"が頻発した*7

222.jpg

本編終


考察

戦略とそれを基にした皮算用をご破算にする大ポカをした作者が悪い









というのは分かり切ったことなので、それ以外の点について考える
また用兵や細かいゲームプレイ上の反省点については、前回一通り列挙したので割愛する

なぜChartsが前回を下回る結果になったのか?

eu4_map_ETH_1798_10_01_2.png

eu4_map_ETH_1798_10_01_1.png

上が前回Ethiopiaの1798年時の宗教、下が領土のMAPである
Georgia、Hungary、Nepal、Netherlandsが属国でいずれも宗教の強制でユダヤに国教を変更済み

上の赤紫(ユダヤ)と下の水色(Ethiopia)を比較し旧大陸に注目すると

Eth_compare_trimming.png

赤紫が改宗済み、水色が未改宗の自国領。このときのChartsの値が76.2%だったため

水色/水色+赤紫=1-0.762=0.238

これに対し今回の場合、旧大陸は全て領有している状態でChartsが66.5%なので

今回未改宗の州

223.jpg

緑(未改宗)/全体=1-0.665=0.335

注意すべきは分母が異なる点である。当時のEthiopiaは超大国ではあったものの、
France、Spain、そして広大なRussiaの大半を征服できていなかった。これらは全て非ユダヤなので
仮にこれら全てを征服できたならば、分子は変わらない一方で分母は大幅に増えたはずだ。

以下はEthiopiaが当時既に世界征服を成し遂げ、属国も併合ずみであった場合の未改宗州(白)である

Eth1798not_converted_trimming.png

"今回未改宗の州"図における緑と比べると明らかに広い

つまり、今回Chartsの数値(66.5%)が低かったのは
"改宗した州の数そのものは今回の方が多かったが、世界征服を成し遂げたことで分母が増えてしまったため"
だと思われる。現に狂信者反乱(今回)の要求受諾から約5年後の1618年は

1618charts.jpg

91%と9割以上がユダヤだった

汚職について

今回は(残念なことに)最後まで遊牧民政体で、結果的に君主点に困ることはなかった
しかしMughalsに変態できていれば明らかに支障をきたすほど汚職に塗れていた

次のアップデートで仕様は変わるらしいが、あくまでこのVerで再挑戦した場合の対策を考える
(以下における略語は次の意味)
TmT="Too_many_Territories"(テリトリー過多)
OE="OverExtension"(過剰拡大)
ROC="Rooting_Out_Corruption"(汚職対策)

今回の場合中盤まで汚職対策に費用を投じていた結果

時期当時の出来事年増減汚職備考
1622包囲解除中に懲罰戦争00ROC:50%
1622-0.4210TmT+0.16 ROC:100%
1629属国狂信者失敗-0.4214貨幣改鋳?
1646NOVGORODに首都移転+21改鋳後ROCを0%にした
1651Delhiとの初戦+24
1653Netherlands初戦+1.3326TmT+0.80 OE+0.47*8

これを見ると今回と同ペースの拡大速度ならば1650年頃にTmTが閾値を超える
その後の拡大期に、各項目の値が()内の数字と仮定すると汚職の年増減は

要因年増減
+1.18
TmT+0.80
OE(80%)+0.4
宗教統一度(80%)+0.02
安定度(2)-0.04

これでは仮にROCを100%支払っても年に0.18ずつ増加してしまう
州DEV×(1-自治度)の合計が1000のとき毎月のROCは50ducats/月なので、常に満額払うのは難しいと思う
(今回の場合1646年にROC:100%のために要したのが50.93ducats/月)

これらを少しでも緩和するため、次回挑戦時には次のことに気を付けたい

次回戦略

Strategy_Next_trimming.png

  1. NajdでGC開始、Ottomansと同盟、周辺の小国征服
  2. ペルシア進出&イラン文化グループに文化シフト
  3. DELHI周辺を手に入れてMughalsに変態
  4. インドで拡大
  5. Ethiopiaに侵攻し、ユダヤの州を確保
  6. 狂信者反乱でユダヤ化
  7. 東南アジアから富を流せる体制を確立
  8. 肥沃な中国地域を獲得、並行してマラッカからザンジバルノードに流されるのを阻止
  9. 潤沢な資金を背景に、東欧や地中海南岸を経由して西欧へ

Mughals化

仮に今回のようにユダヤ狂信者反乱を絶対主義の開始に合わせるならば、Mughalsへの変態を1550年迄に済ませてしまいたい

理想としては
1550年Mughalsに変態→永久請求権を用いてインドで拡大
→1590年頃にEthiopiaとの戦争でユダヤ州を奪い→1595年頃狂信者反乱勃発→黒塗り&改宗

と持っていけたら最善


上流方向のインド・アジアに拡大し、Mughalsに変態することのメリットは

  1. 交易収入の増大による中盤までの収支安定
  2. 文化同化システムを利用できる
  3. それに伴う非受容文化ペナルティーの回避
  4. 文化グループ同化ボーナスを狙える(特にクシ文化の宣教師+1)
  5. 階級との交渉に有用なものが多い(部族階級は人的資源特化)
  6. 別系統のミッションツリーなので達成ボーナスを得る機会が増える
  7. 政府改革でステート上限が増やせるのでTmTが閾値を超えるのが遅れる(拡大ペースによっては誤差のレベルかもしれないが)

一方で遊牧民政体になれない(今回遊牧民政体になったのは1574年)ことと欧州を後回しにするデメリットは

  1. RAZEができない
  2. 1に伴い君主点が貴重になり、後半の汚職対策が重要になる
  3. 1に伴い一度に獲得可能な州が減る(OEを縮約できない)
  4. 便利な遊牧民CBも使えない
  5. 首都の欧州移転が遅れる
  6. 5に伴い貿易会社の設立も遅れ、商人が追加されない
  7. 朝貢国を持てないので包囲網対策が困難になる
  8. 急激な拡大が難しい(君主点がネックになる)
  9. 人的資源が少なくなる
  10. 属国候補の欧州国コアが(今回のUtrechtのように)消滅する恐れがある

これらのことを念頭に置いて次回アイデア取得順の案を練った

アイデア

今回時期取得理由所感次回取得-完了理由(狙い)備考
経済1465-1508貧乏・借金・インフレ取るしかなかった防御1465-1500士気・ポリシー②まで取得→軍事Lv6→残り
影響1515-1535当時外交併合中だった後で良い統治1490-1515コア化↓・傭兵・ポリシー統治技術-10%も魅力
軍質1530-1553完了で規律+10%規律UPは効果的交易1530-1555序盤の収入UPと後半のポリシー商人不足対策
外交1570-1590包囲網対策ポリシーも便利だった宗教1580-1600聖戦CB・改宗ユダヤ化直後から全力改宗
宗教1640-1650改宗(先に拡張を取得→破棄したので遅れた)諜報1635-1650汚職と包囲網対策・ポリシー汚職対策の切り札
貴族1687-1715ポリシー特になし拡張1687-1710クシ文化今回は破棄せずそのまま
拡張1762-1800空地工事間に合わなかった影響1745-1780外交併合↓・外交枠大きな属国はここまで残す
貴族1780-1800ポリシー植民状況による

諜報⑦取得と同時に防御/諜報ポリシーを採択すれば合わせて汚職-0.2/年
この時、先ほどの想定:汚職年増加+1.18に対して
(ROC:100%で-1)+(諜報⑦&ポリシーで-0.2)=-1.2
でギリギリ汚職の年増減を負に持ち込める

懸念点

  1. 規律が低い(アイデアなし&政体で-15%)ので個別の戦闘で苦労する
  2. "外交"がなく、影響も終盤なので外交評判が低い→同盟や参戦要請が難しくなる
  3. 外交枠が終盤まで増えないので、属国を多用しづらい

ポリシー

(1600-1650)のポリシー

使用枠123主な効果
統治宗教/交易布教強度+1%、交易品生産量+10%
外交交易/防御交易/統治交易誘導+25%、交易効率+20%、商人+1
軍事

連隊雇用費-10%

(1650-1710)のポリシー

使用枠123主な効果
統治宗教/交易宗教/諜報布教強度+2%、交易品生産量+10%
外交交易/防御交易/統治交易誘導+25%、交易効率+20%、商人+1
軍事防御/諜報要塞防御+10%、汚職-0.1/年

(1710-1780)のポリシー

使用枠123主な効果
統治宗教/交易宗教/諜報布教強度+2%、交易品生産量+10%
外交交易/防御交易/統治交易/拡張交易誘導+45%、交易効率+30%、商人+1
軍事防御/諜報防御/拡張汚職-0.1/年、連隊雇用費-10%

(1780-1820)のポリシー

使用枠123主な効果
統治宗教/交易宗教/諜報統治/影響布教強度+2%、交易品生産量+10%、外交併合コスト-20%
外交交易/統治交易効率+20%
軍事防御/諜報防御/拡張防御/影響汚職-0.1/年、連隊雇用費-10%戦争疲弊-0.03/月

いずれの年代でも統治点の収支によっては統治/防御ポリシーで汚職-0.1/年を追加する

包囲網対策

今回は完全にご主人様頼りだった。次回も序盤はOttomansの庇護を受けるつもりだが、
ユダヤ化後の混乱から回復したら1630年頃(今回ライバル指定されたのは1667年)には同盟破棄
→停戦が明けたらエルサレム奪還で早めに追加宣教師を獲得したい

今回とは異なりキリスト圏への侵攻はしていないはずなので、Ottomansをライバル指定すれば
キリスト圏の大国(SpainやFrance、HRE皇帝など)と同盟できると思う


またインド侵攻時やOttomansと同盟破棄する際に、一時的にMingの朝貢国になることを申し出てもいいかもしれない
(もちろんMingが崩壊していない前提だが)


キリスト圏で大々的に包囲網を組まれる頃には、Mughals一国で相手取れるくらい圧倒的な軍事力を保持している必要がある
アジアの富で交易収入を確保し、全歩兵を傭兵にしても黒字になる程の安定した財務状況を確立しておきたい

次回抱負

(了)


*1 GC開始時の欧・亜・阿の3大陸の開発度合計が16029+オセアニアの離島が30~50ほどだと思うので、AIによるDEVポチ等で増加した開発度の殆どをNajdが焼き払ってしまった計算になる。
他AARを拝見する限りWC時の開発度合計は20000を超えるケースが多い

*2 "ユダヤになって宗教MAPの国土を赤く塗ってしまえば、国家変態の機会は去ってしまう"とも知らないとは、(ポンコツの自覚はあったが)それでもなお恨めしい(略)作者かな
*3 ベドウィンは非受容文化に降格された
*4 変態後にDELHIから再移転する際に適切な州を精査する予定だった
*5 属国が勝手に戦ったものを除く
*6 作者の解釈が間違っているかもしれないが
*7 Oつきみやまでひろった"へんなあめ"をなめていたせいかもしれない。さくしゃ__のレベルが1あがった
*8 当時の年汚職増減の他の要素は市民的社会-0.05、横領者の族長+0.05、イベント+0.10//安定度3-0.06Religious_Unity+0.02
はじめの3つはMughalsでは存在しないものと一時的なものだったので、次の想定から外した


トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS