※すでに完走済みの記録をSS見ながら思い出していたので次期当主Nakaaki誕生のSSを当主就任と勘違い。日本統一時の君主はUjiteruでした。
時は1539年。
日本を統一したUjiteruは大老を招集。
その会議でまずは外交関係国を4増やせる特性を持つ政体「Shogunate」から「Federal Monarcy」に変更することを決定。
配下の大名もいない中央集権国家にShogunateのボーナスはいらんだろと考えたのである。
その結果としてUjiteruは日本国のEmperorになった。
早速提案だが戦国時代が終わったばかりで荒ぶるイイ漢達と旧幕浪人どもの昂ぶりを沈めてやらないといけないぜ。ここは韓国へ進出して大陸への足がかりを作り満州へ侵略。ゆくゆくは明を……
荒くれ侍の処遇に困っているなら海外を開拓させればいいでおじゃ
……そうか、その手があったか!?農家の次男三男坊も一緒に送って不安定要素を取り除くと供に日本国の領土も拡大するし、無理に戦わないことで国内を安定させ、開拓事業によって金も回れば高止まりを回避することにも繋がる一挙両得の策!
何だかようわからんが戦いがないというのは良いことじゃのぅ。ということで朕は和歌を嗜むとするでおじゃ!
後日、大老阿倍は日本国の大方針を確定する
(1)日本国は文明国に対する領土的野心を放棄する。
(2)海外植民の奨励。それに伴う開拓民の募集。
(3)南方における貿易の拡大。
長い茶番だったがこれから西洋化後まで戦争がないのでご勘弁願いたい。
もはやパラドゲーの過去作、EU2,3。CK1,2辺りで世界征服プレイを何度もやっているので拡張プレイにプレイヤーは疲れていた。
(ゲームシステムへの挑戦という点では面白いのだけど)
日本統一からはある程度ゆるい縛り(美しい国、日本ルール)と脳内設定の基でプレイしています。
1、攻められた時以外は戦争しない
日本文化の領土(つまり琉球沖縄)を除いては他国領土に対してclaimをつけないし戦争を仕掛けない。
但し向こうから仕掛けてきた戦争に関しては容赦なく領土を奪う。
2、ヨーロッパ列強の魔の手からアジアを守る。
そのうち香辛諸島を狙ってやってくるであろうヨーロッパ列強からインド、東南アジア、東アジアの国々を保護する為に動きます。。
以上の二点がこれからの今川日本の行動理念となります。
そもそも一刻も早く西洋化して技術で追いつかなければならないのに戦争で得た領土コア化等に政治点を浪費できん!という一面もあり。
(後にとある理由からそこまで節約しなくても良かったと気付く)
その理由からほとんど建造物を作っていません。
Ideaは日本統一前から取得していたがExplorationを選択。
次に植民を促進する為にExpansion ideaを取得した。
中国技術グループは技術取得に+60%のコストがかかるが(大体レベル1あげるのに900点必要)idea取得はペナルティがないので西洋化まではideaを進めておくのが無難。
idea3つ取得する度にnational ideaが一つ進むしね。
ひとまず出来ることが植民オンリーになった日本帝国。
大陸方面には無関心を貫き、いちおう外交官を送って友好関係だけは保っていく。
ここからはひたすら東南アジアの島々に向けて植民していくこととなった。
植民地といえど日本と同じ地域に属する東南アジアの島々にはdistant over seesの-90%にもなる税収マイナス補正がないので植民すれば植民するほどペナルティ無しで人的資源と税収が増えていく。しかも西洋から植民国家が来るまではライバルが存在しないので植民を進めていけば他所の文化と宗教が違う領地を奪うより効率的に国力をあげることができます。大陸への侵略は世界征服プレイでも考えていない限り、植民が終わってからでも充分といえるだろう。
(ついでに言えばExpansion ideaをコンプリートして西洋化を成し遂げればアジアの国々に対する無期限の開戦理由をゲットできる)
大雑把な東南アジアの範囲。OK側に植民すればOver distant seesはかからずNG側だとマイナス補正がつく。
グアムなどは結構近いがアウトである。
一見東南アジアに見えてもオーストラリアに属する島々はdistant over seesがかかります。
これらの植民地は海軍の船でパトロールをしないと税収にペナルティがかかるので注意しよう。ほっておくと海賊も出現するしね。
西洋化前に普通に拡張プレイするならアチェかブルネイ辺りの東南アジアの島々を対抗同盟が広がらないようAggresive expansionのペナルティが無くなる度に侵略するのが良いのではなかろうか。
大陸側に領土を持つと何かの拍子に戦争に巻き込まれた際、陸軍をある程度確保しないといけないので維持費がもったいない。
上記の国の領土であれば万が一戦争に巻き込まれても貿易船に多少の戦艦を加えれば問題なく追い払えるはず。
万が一上陸されてもその数はどうせ少数である。
1559年、日本統一を成し遂げた神君Ujiteru死去。
朕は最後に平和な日本を見届けることが出来て幸せでおじゃ……
ここから希代のクソ君主Nakaaki(0/0/1)の統治が始まる。
いきなり1564年図。この間に琉球はミッション発動して併合しています。
西洋国でプレイしたときは気にしていなかったが、現在の日本では陸軍維持費を上げていないと原住民蜂起した際に負けるという事態が発生。
植民中の地域に常時維持費マックスの軍隊を置かなくてはならなかった。
(といっても扶養限界の半分しかない陸軍程度では維持費も高が知れていた)
着々と植民を続けていた日本は大老阿倍の指針である植民政策継続の為の土地を冒険者に探索させていた。
そして1565年。
ついに来るべき日がやってくる。
カステーリャとかいう国の船と情報交換をしたがこいつぁ大変なことになった。風の噂では聞いていたが向こうの技術に比べれば日本は数段劣ってやがるぜ
Nakaakiに変わって長年日本の国政を担っていた阿倍はこの事態を重く見て西洋技術の調査を開始する。
http://eu4.paradwiki.org/index.php?TIPS#g5dce6d9
(EU4wikiTIPS)
によれば西洋化(Westernisation)に必要な条件は以下の通りである。
CG:westerniseの位置
(1)Westernグループ国家のコア州と自国のコア州が隣接していること
(2)技術レベルの合計差が8以上あること
(3)安定度+3であること
(2)と(3)は問題ないとして(1)の条件を満たすために日本は植民政策を更に推し進める。そもそも(1)の条件を早急に満たすために無駄に戦争をしないで植民に集中していたのである。
1570年、アメリカ西部到達。アステカ帝国を発見する。
何故かこの時右下の世界地図を見ないで冒険しようという謎の脳縛りをしていた。ベーリング海峡からアメリカに到達するルートを忘れていて、ハワイから東進していた為に時間がかかった。
1571年。
喜望峰にてついにカステラ植民地を発見。
隣に植民できるように植民地を西へ広げていく。
アメリカを探検していた部隊がイングランドの植民地を発見。
その高い技術力は日本を驚愕させた。
この時、技術合計世界トップのイングランドとの差は20以上。
飛び飛びで植民を続けて1584年、ようやくカステラ植民地の隣に位置するDelagoa Bayに植民可能となった。
ここから植民者は西洋列強に東南アジアを征服する拠点を与えないことを目的として東へ戻りながら植民を続けていく。
Delagoa Bayが日本帝国の最西端防衛ラインになるぜ。南蛮人が高い技術を持って仕掛けてきたときはここで食い止めてやる!
何やら阿倍は南蛮人の技術を吸収して日本の伝統文化を蔑ろにしていると騒がれておるようじゃのぅ。蹴鞠界名誉会長の朕も一言文句を言ってやらねば気がすま……(
ガクッ)
CG:Nakaaki死去36
1585年、在位26年でNakaaki(0/0/1)死去。
次期国主Ienobuは(3/3/3)と平凡な能力だったが26年も(0/0/1)を見てきた身としてはフリードリヒ2世、グスタフ・アドルフ、ピョートル1世にも劣らぬ名君に見えた。
Nakaaki様には神君Ujiteru様の代から大老に取り立ててもらった恩義がある。……が、西洋化に向けて君主自ら強力なリーダーシップを発揮してもらう必要があるからな。まさしく時は来たり、だ。
1591年、Delagoa Bayコア化完了。
日本の西洋化がついに始まる――。
西洋化への道筋 完