これから苦難の時代が来るでおじゃ…なれど朕は隣国明のように安寧に浸ることなく優れた西洋の技術を吸収して日本国を世界一の大国にしてやるでおじゃ!
阿倍、手筈通り西洋化を始めるでおじゃ!
1591年、君主Ienobuは入念な準備のもとに日本の西洋化を開始。
西洋化開始と同時に技術取得に必要な政治ポイントに関するペナルティがなくなりますが(ただし西洋化が終了するまでは西洋の軍事ユニットは使用できません)全ての政治ポイントが強制的に-100になります。
(現在値から-100ではなく、-100になった状態からスタート)
その為、西洋化開始前に全ての政治ポイントを使い切るようにしましょう。
今までプレイ中に西洋化後を見据えたポイント節約を心掛けていましたが、幾ら溜めてもここで全て失われるので西洋化開始まではさほど気にせずどんどん消費したほうがいいです。
そして安定度が-3になった状態から始まります。
西洋化は安定度が+1になると一月に1%進行します。
同様に安定度が+2ならば一月に2%、+3ならば一月に3%進行します。
進行値が100%になれば西洋化は完了し、西洋化の最中に起きるあらゆるバッドイベントから開放された上で西洋ユニットが解禁されます。
つまり安定度が+1になるまでは全く西洋化は進みません。
技術ペナルティが無くなっても西洋化中は各種政治ポイントを-100にするバッドイベントが頻発するので技術レベルもあまりあげられないものと思ってください。
以上の理由から安定度を素早く上げるため、ADPが高い君主のいる時期に開始しましょう。
間違っても(0/0/1)のNakaaki(笑)のような君主がいる時期に始めると苦痛と混乱が長引くだけです。
この時期には維持費が多少高くても最低でもADPを+2、出来れば+3のアドバイザーを雇うのをオススメします。どうせバッドイベントで政治ポイントを削られるのでMILとDIPアドバイザーを解任してでも高い能力を持つADPアドバイザーを雇うのも一つの手です。
突然の異文化の乱入に民衆はある者は戸惑い、ある者は憤慨した。
resistな割にこの笑顔が腹立たしい。この商人イベントが一番多かった気がする
抵抗をする人々。
こんな感じでバッドイベントが頻発。
要求を受け入れてしまうと安定度が-1になるので全く西洋化が進まない。
必然的に受け入れずに政治ポイント消費か威信低下となる。
たぶん日本固有の花見イベント。
地味だがADMが25貰えるのでありがたい。
こんな感じで日々は過ぎ行き
1602年
ようやく安定度が+1となり西洋化が進行する。
たまにイベントで反乱が起きることもあったが頻発せず、たまたま雇えた反乱リスク-3効果のアドバイザーのおかげで通常の反乱はほぼ皆無であった。
ここで拡張戦争をしなかったことによる100%同文化同宗教という側面が生きる。
1604年のヨーロッパ事情。
オーストリア=サン、息してないね。
1604年。
西洋化の最中、相次ぐ国内の混乱と抵抗に疲れ果てたのかienobu死去。
ここで安定度-1は痛いが希代の名君ieyasu(6/5/6)が君主となる。
ADM6の君主が出てきたおかげでここから西洋化が一気に加速した。
日本のこの年代だとieyasuが登場するようになっているのか(年齢は全然違うけど)偶然なのかは知らないが、有難い話である。
国学イベント発生。
反乱率低下の上に安定度-10%&idea cost-5%の効果を永続的に受けれるというチートっぷり。
更にieyasuが死ぬまでではあるが大金と引き換えにDIPコスト-15%のイベントも発生。これが名君パワーなのか?
足掛け18年の歳月を得てようやく99%まで西洋化が進行。
そして……
CG:47
1609年12月、ついに西洋化が終了。
ieyasuが就任してからは残っていた半分以上の工程を僅か5年で完了させた。
西洋との技術差は依然として存在しているがここからは追いつけ追い越せの国家総動員体制である。
西洋化開始時(1591年)で8/7/9だった技術レベルは終了時(1609年)で8/8/10に。
ペナルティ外れていて18年経過しているのにほとんどあがっていません。
この通り首都ですら寺院しか建造物が立ってない有様。
ここからはせめて軍事技術で西洋に追いつくまでは余計無駄に使えなくなる。
こうして混迷期を乗り越えた日本。
国民は最先端技術を手にしたこれからの日本には比類ない繁栄と黄金期が待ち構えていると信じていた。
しかし日本が幾ら平和を望もうとも苦難は西から押し寄せてくるのであった――
帝国の夜明け ~完~
とりあえず当初の目標は達成。
AAR的には日本統一と西洋化がこんなもんだよと伝えたかっただけだったのですがもう少し続きます。
美しい国日本ルールとプレイヤーの実力によって参考になるようなスーパープレイはありませんが楽しんでいただければ幸いです。