Great Britainは、同君下位に収めていたNorwayを併合し終え
現地に有り余る君主ポイントをつぎ込み内政に勤しんでいる。
国力が安定し、拡張欲を燃やし始めたNetherlandは
Great Britain/Netherland/Russiaの3ヶ国で秘密裏に合意した北欧分割案に基づき
自身の利権であるDenmark進出一歩手前といったところ。
Denmark確保を急ぎ、Lubeckトレードノードの領域を
Austriaよりも早く取得して、海軍力の増強を目指しているようだ。
対するAustriaはCoalitionの関係でなかなか身動きが取れず
皇帝をBohemiaに持っていかれ、まだまだ厳しい立場にある。
ゲーム開始時より周辺各国を武力併合を繰り返して来た為
その余波にいまだ苦しめられている。
インド遠征真っ盛りのOttomansはBulchistanを併合し
その他インド諸邦を属国に収めて、お互いの属国同士で既に接触し合っている。
MingもOttomansに負けじと進出を加速させ、あふれ出るManpowerに磨きを掛けている。
っていうか、この2ヵ国月間Manpowerいくら出てるんだろう...。
SpainはGreat Britainに制海権を常に脅かされる立場にあり
陸上ではNetherlandとAI Franceに睨まれ、私ならゲームを投げたくなる程の状況だ。
東進を終え、Poland/Lithuania/Denmark領をむさぼるRussiaも
仮想敵国であるAustriaとの国境接触は時間の問題であり
利害対立で敵を増やさない為にも、外交関係の確認が求められるであろう。
Netherlandが「Hansaを欲しいけど、LithuaniaとPolandが付いて来て面倒だなぁ(チラッチラッ」
などと言い、Russiaに共同で攻めてほしいと間接的アプローチを示してきた。
丁度、Administrative Ideaを取り終わってコア化が楽になった頃合いだったので
この誘い(?)に乗り、共同で攻め入ることにした。
しかし、もはや定番と言える展開であるが
宣戦と同時に、敵方がRussia国境から強行軍で西へダッシュで転進し
あろうことかほぼ全軍がNetherlandに雪崩れ込んでNetherland軍を壊滅させてしまった。
Russia「どうしてこうなった...。」
今回もRussiaが西側に兵力を派遣して事態の鎮静化を図ったが
AIのとんでもない判断力には度肝を抜かれた。
インド利権の大部分を回収し終えたOttomansから、Ming戦の持ちかけがあった。
特に宣戦理由などは聞かなかったものの、恐らくインド方面の利権争いだろうと思っていた。
現在、MingはSpainと同盟関係にあるが
それ以外の国とはとくに外交関係を結んでいないように見えた。
陸軍力で一強のOttomans=Russia連合が殴りかかるとなれば
恐らく、どこの国が加勢しても勝てないに違いない。
2国間で開戦の時期を打ち合わせていたところ
MingはQuolity Ideaをコンプしようと、ガンガンMil Pointをつぎ込んでおり
軍事レベルが遅れがちになっている事が話題に上がった。
Quolity Idea事態も、残り4枠取り終えていないことから
これは絶好のチャンスだという結論に達し、数年後に準備を整えて攻め入ることが決定された。
準備を終えたOttomansとRussiaは、他の同盟国に特に話を通すわけではなく
そのまま2ヵ国で宣戦布告を行った。
宣戦されたMingは、もはや勝ち目がないと悟ったのか
どういった宣戦理由なのかを聞きただした。
それに対してOttomansは「じゃあ、インド東岸の数プロビを...」と
何とも歯切れの悪い要求を打診したものの、出来立てほやほや感溢れる宣戦理由を聞いて
Mingはあまり心穏やかな様子ではない。
続いて、Russiaにも確認を求められたが
元々、Ottomansのくびき状態のRussiaがそんなもの持ち合わせているわけがない。
同盟国のNetherlandが東インド会社欲しがっていたし「とりあえず、Taiwanで」と言ったら
「とりあえずってなんだよ」と、Mingが怒りをあらわにした。 当然である。
開戦時に宣戦理由がない戦争って一体なんなの...。
ちなみに、TaiwanをNetherlandに売却しようとしたところ
どうも周辺に自領が無い為か行えず
結局、ゲーム終了までRussia領であり続けることになった。
後にOttomansは「MingとOttomans、どちらが陸の王者か決めたかった」と語り
「でも、そんなこと言ったらMingさん絶対おこるし...」などと意味不明な供述も続けた。
戦いこそしなかったものの、Ottomansが世界最大の国力を保有しているというのは
恐らく全プレイヤーの共通認識であったに違いない。
ただ一ヵ国を除いて...。
Mingの事実上敗戦後、世界情勢はOttomans一強の様相を呈していた。
というのも、Great BritainのRoyal NavyとRussiaのGrand Army
さらに陸海の両面で盛況さを誇るOttomansがガッチリ繋がっていることで
他の国がもはやつけ入るすきすらないのである。
先の戦争で、もはや自分自身の身の処しようを考えなくてはならないと感じたMingは
「Spainとの同盟が本格的に役に立たなくなってきたし、切ろうかと思う」と言い
Ottomansにすり寄る姿勢を見せた。
同盟国のSpainに対してあまりに酷い言い方だと、Netherlandが注意をしたものの
もはや全方位的だらけを100年近く戦い抜いた疲れからなのか
Spainは「おっしゃる通りなので、別に良いです」と、ただ一言発するのみであった。
詳しい経緯は忘れてしまったが、PortugalとFranceがSpainに殴り掛かり
その隙を狙ってGreat BritainとNetherlandがその2ヵ国の領土を奪わんと宣戦布告した。
Spainは、開始以来Portugal領有を主張しており
それを幾度となくGreat Britainに苛まれてきた。
ここへ来て、殴り掛かられたからツケを支払ってもらうという具合に
Portugal領の割譲を目指して戦争を続行すると明言したが
Great Britainは「じゃあ、戦争だな」と威圧をした。
Russia「これは酷い」
あまりにSpain苛めが過ぎると思い、Spainに対してある計画を持ちかけたものの
「これ以上続けても、以後数十年に渡って領土が減っていくだけだと分かったので、投了します」と発言し
文字通り脱落してしまった。
Great Britainも、さすがに「やりすぎたかな」と反省の色を見せてはいたものの
他のプレイヤーへのBBRは乗りまくってしまったように思える。