AAR/フスの復讐 WCOFOC

ボヘミアの強み

何故ボヘミアをOCの候補に選んだかについては大まかに以下の通りとなります。
・IAを稼ぐのが簡単→数がやたら多いHRE諸国を相手にしなくてよい。
・変態できない国家の中でボヘミアのミッションが一番優れている。
・フス派の進行の様相がWCOCに適している。

IA獲得

まず、ボヘミアにはプラハの歴史地区Historical Center of Pragueがtier2の状態で存在し、すでにIA+0.1獲得できます。
自由都市2市分、HRE内で戦争がないといった補正と同等と考えるとかなりの量です。
次に、ボヘミアのNI自体に伝統でIA+10%あり、同党の効果を獲得するためには
アイデアを進める必要のあるオーストリアに優越するところです。
最後に、隣国にいるハンガリーからトランシルヴァニアやクロアチア、ワラキア、ニトラ(本プレイでは属国化したモルダヴィア)などを解放し、
後に帝国の拡大CBでHRE内に組み込むことで10以上のIAを稼ぐことができます。
ボヘミアの場合、ポ=リ連合を同君化できれば戦力として十分なので、ハンガリーはIA貯金箱として構わないでしょう。

このように、ボヘミアはIAを効率よく入手できるため、早期に諸侯特権廃止にたどり着けます。
大量の属国は後の先頭を楽にしますし、50以上にのぼるHRE諸国を一々征服する手間もなくて楽です。
今回のプレイでは属国作成や諸侯解放をさぼっていましたので、諸侯特権廃止は1560年代にずれ込みましたが、
テストプレイでは1540年代初頭には終わっていましたので、ボヘミアはHRE皇帝としてのポテンシャルが他界です。

征服

WCでは統治効率上昇や分離主義減少、外交コスト減少、外交評判上昇、同君CBといった報酬を
ミッションなどで得ることが効率化に必要です。
サルデーニャ・ピエモンテやオーストリアの統治効率上昇・外交コスト減少・外交評判上昇、クロアチアの分離主義減少、
モンゴル帝国のRaze機能、HREのNIの統治効率上昇が今回役に立ちました。
上記の何れもどの国からでも成れるので、プレイ開始国家の選択が重要となります。

そこで白羽の矢が立ったのがボヘミアです。
まず、ボヘミアは王朝が定まっていないため、アラゴンと婚姻同盟を結ぶことでトラスタマラ家になれます。
GC開始直後に独立することが多いナポリを同君下位国にでき、戦力を増強できます。
また、カスティーリャの後継者のいないタイミングで同君CBを獲得することで
カスティーリャ&アラゴンorスペインを同君下位にできます。
これはフランスのミッション報酬のスペイン同君CBが不要になることを意味し、国家変態を一つ減らすことができるため負担が減ります。
そもそも、同君連合だけでイベリア及びポーランド=リトアニア、ブルゴーニュを手にした時点でヨーロッパでは敵なしです。

次に、ボヘミアのミッション報酬が、ポーランドの同君CB以外にも、
分離主義減少や外交併合コスト減少、外交評判上昇といった恒久補正があり、強力です。
分離主義は人文、攻勢とのポリシー、クロアチアの報酬、遊牧民政体政体の補正と合わせて-30年を狙えるのが興味深いです。
外交併合コストは、サルデーニャ・ピエモンテやオーストリアのミッション報酬やアイデア、ポリシーで

第3に、プラハ周辺に残存するフス派に改宗しやすく、彼らの異教国との戦勝点減少のアスペクトを利用できます。
更に、周囲を見渡せば、統治効率上昇や異教国との戦勝点減少をもたらすモニュメントを
前述の同君連合CBで収めることができるので、入手が容易です。
ブルゴーニュ継承後に英国海峡ノードに交易首都を移し、諸侯特権廃止後に交易力の供出を属国に強要することで
莫大な収益を得ることができるため、モニュメント改築費用もすぐに用意できるでしょう。
なお、最終的な収益が伸びなかったのは、Razeのし過ぎと交易会社の作成をしなかったためです・・・

最後に、ボヘミア自体が十分な国力を有しており、強力な戦力や外交関係を構築しやすいことが挙げられます。
皇帝オーストリア含めたHRE諸国だけでなく、カスティーリャ・アラゴン連合とも単体でやり合えます。
加えて、ポ=リ連合とはモスクワ、オスマンにはオーストリア及びポーランドを呼ぶことができ、
これらの国は簡単に始末することができます。


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