正統性が下がる摂政評議会時代、宗教統一度の低下が重なって反乱頻発している頃だ。
戦争できないから焦らず国力休養のターンだと考えていたがそんなことはなかった。
マリー治世から将軍としていたヘンリー死後ずっとOliver Leicester(レスター伯オリバー)が一人奮闘。
EU4将軍得意技テレポートでヨーロッパ中を転戦していたところだな。
かなり長いこと一人将軍としてがんばってくれたからマリーの忠実な騎士だったんだという妄想からこれだけ物語の中心人物になってしまった。
ちなみにレスター伯は史実だとロバート・ダドリーという人が有名だ。
ロバート・ダドリーはエリザベス1世の幼馴染で寵臣だったという点も妄想に拍車がかかっているようだ。
レスター伯爵オリバー・ダドリーが幼い時、王に処刑されそうになったのは覚えているか?
ええ、どのような粗相をしたのかは書いていませんが幼い子供の些細なミスで処刑しようとするのはいただけませんね。
それもモデルのレスター伯ロバート・ダドリーが父子共々反逆罪で捕まったエピソードに端を発している。
ロバート・ダドリーはその時子供じゃなかったけどな。
完全にこれは悪手だったみたいだな。
金もない、人的資源もない、宗教内乱が終わらないで焦ってたようだ。
知っていたならば対抗宗教改革の始まりを待って、フランスにはフランス自身で領内改宗させたほうがラクだったかもしれませんね。
フランスの既存兵力は手に入ったがプロテスタント領土を含んでいるせいでさほど税収があがっていないのと陸軍維持費増加しちまってトントンだったからな。
いちおう後に大英帝国になるんだが、その時強制的にロンドンに首都が変わってしまう。
二度手間になって政治ポイントがもったいなかった。
ここでは新たな次世代の騎士が誕生しました~。
オリバーさんは大変な生涯でしたが新しい騎士達がどう動くのかまるゆ楽しみですっ!
ええ、霧島も理論的にデイビット×ヨーク公の関係性は非常に気になるところですね。
デイビットが攻めでヨーク公がさそい受け…?……(ごにょごにょ
そして対抗宗教改革スタートだ。
この時筆者は「何この効果。キリシタン優遇されすぎ」と喜んでいたところだ。
本来ならこの機に宮廷闘争に明け暮れていたはずのヨーク公がオリバー翁の下で戦い、ランカスター家に対するわだかまりが解けていく。
雪解けという描写は春の訪れとランカスター家=ヨーク家の密かな和解のダブルミーニングのようですね。
薔薇は結ばれる、というのもランカスターの薔薇、ヨークの薔薇、テューダーの薔薇(オリバーとメアリ・テューダーの息子の事)が一つに重なるという意味ですか。
薔薇戦争が起きていないこの世界でそれぞれの家の紋章が変わっているとは思えませんが、その辺は都合よく使っているようですね。
ミスと無知の重なりで辛かった時代もようやく終わるという愚かな筆者の心中も窺えます
霧島さんいいにくいところもずばっといっちゃいますね~
そんなところがかっこいいです!
1534年、4月2日。
まさに春の訪れと共にジェームズ1世が即位。
同時に次期後継者ジェームズ2世誕生だぜ。
この二人のジェームズの治世がどうなるのか。
それは次回以降のお楽しみだ。
それにしても自分で書いたものを自分で解説している台本を読むというのも野暮な話ですね…。
その辺は当時の(筆者が考える)世界観、価値観も合わせてEU4を楽しんでもらいたいということで勘弁してやってくれ。
まるゆが次回のお話を読んだ頃にまたお会いしましょう~。
皆さんお疲れ様でした!
眼鏡キャラといえば頭脳派。
そんな見た目とは裏腹のガチ武闘派という風評被害(?)がたっている金剛型戦艦姉妹の末娘。
同名の焼酎「霧島」は下町のナポレオンこと「いいちこ」を抜いて日本一の売り上げを誇る美味さであり、同名のイージス艦「きりしま」はきな臭くなりつつある極東で日本を今日も守ってくれている。
KIRISHIMAはまさに日本が誇るスーパーウーマンなのだ。
(ゲーム「艦隊これくしょん」より霧島)
何やら奴らが抜けて執筆速度が落ちているところ、霧島入れたらテンポ上がったから次回も来てくれとのことだ
解説担当は霧島の得意とするところです。
EU4の頭脳と言われるように、次回も頑張りますね!
<「女王想話」登場人物解説>
・マリー1世・ランカスター
一族の夢を描いた女王。
その想いは次なる君主に受け継がれるのだろうか。
・レスター伯オリバー・ダドリー
架空人物。
人生の半分をマリーに捧げ、残りをイングランドに捧げた忠実なる騎士。
やたら無口で喋っている描写が作中で一つしかないのだが、実際は問われれば普通に喋る。
(問われなければ永遠に黙っているが)
カトリックを露ほど信じていない彼はプロテスタント宗徒の反乱に対して苛烈に制圧し指導者の首は捕ったが、配下の騎士達には他の宗徒に対する暴行、略奪の類を一切禁止している。
彼は残された宗徒に対し、こう言っていたという。
「お前らが宗派を変えぬとあらば私は何度でもやってくる。しかし我々の王が内より教会を改革するであろう。だから今はひたすら耐え抜くのだ」
オリバーの信仰に対する態度に反感を持つ騎士はいたが、この老人がそんなことを介するわけもなく…。
果たして彼の予言は成就するのか。それは次回以降明らかになるだろう。
・ヨーク公リチャード
前回に引き続き登場する史実人物枠。
生涯王位に対する野心を捨てることは無かったが、マリーの存命中に成すのは不可能だと悟っていたようだ。
マリーとオリバーが常に一緒にいた時代、マリーの夫であるルイ・ヴァロワが嫉妬することがあった。
その時、ヨーク公はルイに対して「あの騎士が女王に手を出すなど私とて信じられぬ。本当なら爵位を返上しよう」と言ったことがある。
本来ならこの手の不安を煽って宮中に混乱を巻き起こす側の人間が上記のような事を述べていることからロマンス皆無の関係性であったことが窺えよう。
・ルイ・ヴァロワ
架空人物。
特に記述はないが問題もなくマリーと過ごし先に夭折している。
・ヘンリー・ランカスター
マリーとルイの息子。
イメージ画像は史実におけるエリザベス1世とメアリー1世の父親の「ヘンリー8世」
英国王のスピーチにおけるエドワード8世よりもよっぽど好き勝手しており、離婚したいが為にカトリックから離脱してイングランド国教会を成立させたのは有名。
そんな人物の画像を使ったのは上記エピソードのような人物が即位前に死亡したことによりカトリックと決別しないイングランドの象徴だったりする。
・マルティン・ルター
史実人物。
押しも押されぬEU4界のスーパースター。
・チャールズ・ギボン
架空人物
ヘタに筆力があったせいでマリーに目をつけられた哀れな初代宮廷歴史家。
・メアリー・テューダー
史実人物だがif歴史枠。
何故か致した後すぐに男児であると思い込んでいたりSAN値0の狂人でやたら行動力があるところはマリーそっくりである。
ブラッディ・メアリーは史実でのメアリー1世の綽名。
プロテスタント信徒300人を処刑したことに由来している。
この世界ではそんな残酷さと気の強さが別ベクトルに作用されたようだ。
・デイビッド・ハウ
架空人物。
オリバーの元でその軍事的才能を開花させた射撃白兵6機動4包囲1の最強将軍。
・ヨーク公ジョージ
架空人物。
デイビッドと共にオリバーの下で鍛え上げられた騎士。
その能力はデイビッドに劣るが生まれによって得た政治的コネクションを幾つも持っている。
・ジェームズ1世・ランカスター
架空人物。
就任時の画像は史実でエリザベス1世に後継者として指名された(処女王の綽名の通り、彼女には実子がいない)ジェームズ1世(チャールズ・ジェームズ・ステュアート)のもの。
これも案の定、史実との重ね合わせからのチョイスである。
・喋る犬
相変わらず偉そう。
次の出番まで相棒と共に手持ち無沙汰にしているようだ。
<女王想話側>
最後の女王のセリフ、痺れますね~。 -- 2014-03-26 (水) 11:47:40
きっとマリーもオリバーに対してドヤ顔していたことでしょう。
世界征服の過程に大いに期待させていただきます。物語調の文章も良いですね。そして麻呂とシバドッグなにやっとんw -- SWE作者? 2014-03-26 (水) 12:35:37
彼らはどこにいったのでしょうね~(遠い目
筆者としても非常に気になるところです。
そういえばクマがSWEでディスられていたような気がするクマ!
いろんなスタイル、意見があるのがEU4の面白いところなのよ。
それに筆者もこのプレイで政治点配分を誤って建物建てずに収入あがらない。
そしてアドバイザーランクを下げざるを得なかったでしょう?
結局政治点を惜しんで政治点を失っているわ。
だからケースバイケースであの意見は正しいのよ。
この手のいろんな意見を知るのがEU4を楽しくするクマ!
絶対鉄板パターンが少ないというのもいいクマー!
小説を読んでいるようで面白いです -- 2014-03-29 (土) 22:50:01
本当はメディチ家AAR作者様のようにさらっとした小粋な文章で進めたかったのですが文章力皆無なので粘っこくなってしまいましたね。
読みづらいかもしれませんが喜んでいただけたなら非常に嬉しいです。
<ハートマン軍曹白熱教室側>
新AAR期待してます! -- 2014-03-26 (水) 11:35:08
とりあえずガリガリ更新してがんばっていきます!
改めてチェックしてみると色々実際のプレイ中は思考から抜けてることも多く、参考になります。 -- SWE作者? 2014-03-26 (水) 12:36:38
本当に人のプレイを読むのって新しい発見がどんどん出てきますよね。
こちらも常に新発見をSWEAARで発見させてもらっております。
属国の属国を狙って作れるのか!けど、使えるのはトルコ文化のオスマンとロシア文化のモスクワぐらい?情勢次第でベドウィン文化も使える? -- 2014-03-30 (日) 13:26:24
小アジアだとオスマン解体してオスマン属国にしてコア回収の方が面倒臭くない気がする -- 2014-03-30 (日) 15:58:16
属国の属国(SoS)使ったのはオスマン、モスクワ、ビザンツですね。
首都にクレームつけていれば(大抵クレーム広げるのがロシア、オスマンになるだろうけど)どこでも使えるので、たまたま3プロビくらいの国家首都に自国属国がクレームをつけている場合に使用しました。
解説が足りなかったので説明すると
(実際にやったオスマン解体手順)
1、ビザンツ属国化
2、オスマンにビザンツコア返還、旧ビザンツ国家群を解放。
(コア消えていたが旧領返還を用いてコンスタンティノープルはビザンツに渡した)
3、オスマンを更に叩いて周辺国家にコア返還、国家解放させて解体。
4、もう少し叩いて属国化可能範囲まで追い込む。そして属国化。
5、開放した国家でオスマンコア残っていれば返還させる。
開放した結果オスマンコアが消えていた場合、開放国家の領土が広ければ(開放された国家がオスマン死体蹴りなどして領土を広げていたケースがあった)SoS、狭ければ直接併合して旧領返還でオスマンに渡す。
こんなところでしょうか。
aggもあがらないし基本はコア返還で渡したほうがラクなのは同意です。
(この辺は後で修正予定)
やはりコメントで何が足りないかがわかるのは非常にありがたいな。
ええ、無知の知というのは重要です。
知ったかぶってしまうのはまだしも、間違いに気付いた後もそのまま。
というのと何がわかっていないのかわからない状態を放置するのはあまり良くないものです。
2chスレ側でもそれっぽい発言があったから人的資源関連の解説も少し加えておいた。
あそこではAAR関連の話題はあまり宜しくないようだな。
ただそれとなく世界征服実績関連の疑問書き込みがあれば明示はしないが密かにこっちで答えているかもしれないぞ。
aggコントロールの話参考になりました。もうちょっと前にこれを読めていたら…… -- 鉄人フラ作者? 2014-03-31 (月) 19:31:44
注意はしてありますが参考程度に留めておいていろいろ試していただければと思います。
こちらも「初鉄フランス」楽しみつつ新しい発見をさせていただいて感謝しております!
馬鹿ね、まるゆ。
この筆者が変なところだけ緻密にやっていて所々が抜けているのは今回でよくわかったでしょう。
どんなAAR読んでも「あ、その手があったか!」とか「うわぁ、そんなパターンあったのかぁあああ」とか呻きながら楽しんでいるに違いないわ。
誰かがコメントでいっていたが、何度も大国にして完走するのはさすがにだるいから人のプレイ記録見てるだけで楽しいしな。
あのコメントには非常に頷けるものがあったぜ。
今回も修三以外のSS画像追加が間に合っていない。
3回もかけて2&3話解説になったから後追いで編集予定だ。スマン。
世界征服解説第4回「侵略と宗教危機」後編 完
世界征服解説第5回「目指せ神聖ローマ帝国皇帝位!」に続く。