東西南北どの方向へ拡張すべきかの指針は前ページで示しました。
プレイ前に方針の決め打ちでも良いのですが、リセットも手間なので行き当たりばったりで進めます。
モロッコがカスティーリャ・ポルトガル・アラゴンの3ヵ国いずれかからライバル指定を受けている事はほぼ固定の様なので、他国同士のライバル関係へ注目しておきます。
筆者がプレイした世界線は以下
チュニジア モロッコへのライバル視なし
カスティーリャ イングランド・フランス・アラゴンへのライバル視あり
フランス イングランド・ブルゴーニュ・オーストリアへのライバル視あり カスティーリャへのライバル視なし
この世界のフランスは国内統一とドイツ方面を意識して拡張を行いそうですね。
カスティーリャ領を削り取るとフランスがAEの上昇で怒り出しそうなので、イベリア半島への進出は控えたほうが良さそうですね。
カスティーリャとアラゴンが不仲になりそうなので、グラナダプレイ時であってもリセットは必要ないでしょう。
ワンポイント
AIは自国がライバル指定を行っている国が他国の侵略を受け領土を削られた場合、AEの上昇にマイナスの補正が付きます。
「敵の敵は味方・他人の不幸は蜜の味」理論ですね。
フランスがカスティーリャをライバル視している場合は、遠慮なくイベリア半島を切り取る決断を下しましょう。
この世界ではカスティーリャに逆らわない方が良さそうですので、ひとまずアラゴンをライバル指定して「敵の敵は味方」補正で関係の改善を図ります。
チュニジアはモロッコをライバル視しておりませんので、しばらくは良き隣人となれそうですね。
基本方針は決まりました。
協調 チュニジア
敵対 ポルトガル
土下座 カスティーリャ
西進ルートを基本としつつ、東または西あるいは南ときどき北の方向へ進出を見据えつつゲームを進めましょう。
初期状況を確認しポルトガルとの敵対を決断いたしましたので。
次はゲームの時間を進める前に、対ポルトガル戦の開始時期を決断せねばなりません。
候補は以下
ゲーム初期のポルトガルには「タンジールを手に入れよ」ミッションが存在しますので、同盟を組まずにいればモロッコが貧弱だと判断し相手の側から勝手に攻め込んできます。
利点
防衛戦争となりますので、領土を奪い取ってもAEの上昇量が低い。
カスティーリャも一緒にモロッコへ襲ってきますので、豊かなSevillaを奪い取れる。
負けたらリセット、すぐにやり直せる。
難点
同盟国がいない為、援軍には期待ができない。
敵にはアラゴンとイングランドが付いてくるかもしれない。
ライバル関係によってはトレムセンとチュニジアがハイエナ参戦をしてくる。
誘い受けは総じて上級者向けの策謀ですね。
本AARは実績スーダンの探検の手引きであって、世界征服を目指すスーパープレイが目的ではないのでこの手段はやめておきましょう。
筆者の腕前ですとイベリア国家+イングランドの海軍量を捌ききれません。
海上封鎖によってモロッコ本国が干上がり、戦時疲弊の上昇で反乱軍が湧き出したらリセット案件です。
上級者でしたらフランスが百年戦争を始めるまで粘りきり、そこから逆転を狙えるのでしょう。