AAR/オスマンWCOFのオーソドックス戦略/第3章 必殺技は釣り野伏

オスマンWCOFのオーソドックス戦略/第3章 必殺技は釣り野伏

第2章まとめ

 第2章では、

・イベリア半島北部を獲得、レオン王国を作成

 以上の事をやり遂げました。レオン王国の存在は今後なくてはならないものになります。
 第3章では、

・マムルークに喧嘩を売る
・ブリテン島に上陸

 を目標として進めていきます。

チャプター4 第一次マムルーク征服戦争

 史実では1517年にオスマンによって息の眼を止められたマムルーク。
 ゲームシステムの都合上パラド星ではそうは行きませんが、早くに叩くほど楽になります。
 速攻ならMIL4の段階で行けますが、今回はMIL6で行くことにしました。

 ちなみに特権配りの紹介をしていなかったのでここで。
 特に付けておくべきなのは、総主教権威0.5%/年の特権とこの前の外交枠+2の特権です。
 絶対主義の手前で特権を剥がすのが面倒になるので各種君主点特権は付けてません。
 No Onetagなのでこれでも十分君主点は足ります。

1.傭兵を前に出せ

 シリアを属国作成し、早速再征服CBでマムルークに喧嘩を売ります。
 FLそのものはマムルークより大きくなってますが、人的資源が枯渇気味のためこれ以上兵士は雇えません。
 ついでに、反乱軍の抑えも兼ねてイベリア半島にも幾らか軍を残さないといけないため、全力でマムルークと当たることは出来ません。
 純粋に格上戦になってしまった前回の大欧州戦争と違い、今回はいわばハンデ戦です。

 というわけで、一工夫加えて数の不利を覆していきます。

 A.アレッポ要塞には30k弱の軍をスタックします。半分は傭兵団にしときましょう。少しでも人的資源の消耗を抑えます。
 B.アレッポの北に将軍付き傭兵団を置きます。こいつはここで使い切ります。
 C.後詰の部隊をさらにその北に控えさせます。シリア、ドゥルカディルの属国軍はこいつに合流させます。

 こういう陣を布くと、敵軍はB軍へと向かってきます。A軍C軍を合流させて迎え撃ちましょう。
 全軍向かわせるとアレッポの包囲が解けてしまうので、A軍は傭兵団か正規軍かどちらかを残します。

 辛勝。……に見えますが、被害を受けたのはほとんど傭兵なので正規軍はほとんどダメージを受けていません。

 AIは学習しないのでどんどんお代わりを注ぎ込んできます。適当にあしらっていきましょう。
 傭兵団の人的資源はみるみる枯渇していきますが、正規軍の人的が消耗してないのでOKです。

2.風雲急を告げる

 アレッポを落としたら、全兵力をダマスカスにスタックします。
 すると敵はアレッポの解放へ向かうので、そこを叩きます。
 マムルーク戦の鬼門であるシリアの三連要塞はこんな感じで攻略しましょう。

 てなわけで一歩一歩南下を進めていたのですが、ここで壮年メフメト2世に衝撃が走ります。

 ヴェネツィアがビザンツへ宣戦布告!

セクション2 罠カードオープン! ビザンツ帝国!

 ということで、若干腰砕けですが第一次マムルーク戦争を手仕舞いにしました。
 再征服CBは州割譲ポイントが割り引かれるため、こんな適当な幕引きでも最低限押さえたい州は獲得できます。

 マムルークと停戦したので急いで全戦力をビザンツへ傾け、ヴェネツィアがビザンツを落とすよりも先にビザンツを制圧し、属国化します。

 するとヴェネツィア戦を引き継ぐ形になり、防衛戦争ということで同盟国を軽く釣り出せます。

 もはやただのいじめです。海軍も次の戦争のために全力で作っていました。

 ということでヴェネツィアとトレヴィーゾを割譲。ヴェネツィアの心臓部に穴を空けてやりました。

 ちなみにこれ、本来は『ビザンツトラップ』と名がつけられているほど“オスマンを殺すための”有力な戦術です。
 今回はこっちで使ってやるために、停戦明けの後もビザンツをしばらく泳がせていました。
 停戦明けまでビザンツが生きてることは結構珍しいので、今回運が良かったポイントの一つです。

 この辺の戦術はアステカプレイでは何度も使うので、覚えておくとSunset invasionを狙うときに役立ちますぞ。

 さて、寄り道してしまいましたが、そろそろ本章のメインディッシュと行きましょう。

チャプター5 第二次大欧州戦争(カステラ抜き)

TUEEEEEEE!(2度目)
メフメト2世にすら勝るスルタナ候補の誕生です。
いやあ、ついてるなあ(フラグ)

1.ブリテン島上陸のススメ

 今回はフランスの失態により(半分は我が国のせい)、イングランドがラブールを保持しているためそのまま請求権を付けて攻撃可能です。
 しかし、普段はそんな事なかなかないので、ブリテン島の国家には請求権を付けられません。
 じゃあどうするのか。NOCB(開戦事由なし)です。

 適当なアイルランドの国家(マンスターorソーモンド+ティアコネルorアルスターと戦争できる状況を作る)に狙いを定め、
 いきなり殴りかかります。 

 アストゥリアスを中核州化していれば、マンスター辺りがギリギリ中核州化可能距離に含まれているので、そこを併呑して足がかりにし、
 ティアコネルを併呑、そこからスコットランドに請求権を付けてブリテン島へ上陸……というのが基本の動きになります。

 別プレイのシーン。ここからいきなりNOCBをかまします。

 冒頭に1回はどうしてもNOCBしないといけないと書いたのはこれが理由でした。

2.三正面作戦をこなすため

 イングランドとカステラの同盟は前回切らせたので、今回は英墺葡の三国との戦いです。敵は減りましたが、戦線があんまりにも広い。
 ポルトガルは最悪放っておくとしても、英戦線に投入した戦力と墺戦線に投入した戦力は連携不可能のため、それぞれに十二分の戦力を用意しないといけません。

 しかしマムルーク戦で述べた通り、そう簡単に人的資源は消費できません。今回は軍質で圧倒して人的資源の減耗を抑えるというドクトリンを取っているため、
 人的資源の溜まりがどうしても遅いのです。

 ということで借金します。どうせ借金するなら特権使って借りましょう。必ず5口借りる事になりますが、利率が最低率に固定された超優良借款です。
 これを種銭にして傭兵を雇います。オーストリア方面は激戦が予想されるので、こちらに傭兵を当てていきます。
(また、この金を使ってルネサンスも受容しました)

 その結果収支は-36ダカットとかいうやばい値に。破産こそしませんが立て直しが面倒になるので、とっとと大陸戦を終わらせて解散させましょう。

 さあ、開戦です。

3.不幸をバネに

 

 早い早い。また病気で死ぬとかやめてくれ。もうメフメト2世40越えてるぞ。嫁ももう子供産める年じゃないぞ。なあ。
(無事死亡しました)

 くそう! こうなったらこの勝利を亡き後継者に捧げるのだ!
 今バージョンはガレー優位の沿岸がやけくそなくらい散りばめられてるので、グレートブリテンの威厳などありません。すぐ上陸できます。

 ということで、財産投入を惜しまなかったことで危なげなく勝利。
 ロンドンを奪取しました。請求権付けて戦争できたので、浮いたAEをロンドン割譲につぎ込んでいます。

 と、エンドノード二つのコアを抑えたところで第3章は終了。
 こんだけの横暴をしても、大航海の時代目標であるAE-10%とニコラウスの力で欧州はどこもキレてません。
 オスマンは初動が肝心なので、どうしても大航海時代と宗教戦争の時代は話が長くなってしまいますね。

 次回はイベリア半島をぐちゃぐちゃにしてコロンブス涙目にしてやります。


AAR/オスマンWCOFのオーソドックス戦略/第4章 レオン王国の真価


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