イェニチェリの行進曲

冷たい戦争

~前回のあらすじ~

拡大を続けるオスマン帝国

北では今か今かと拡張を待ち望む国家がありました

コサックたちはシベリアに足を進めるのです

オスマン製の武器を持ちながら

久方ぶりの欧州情勢

そういえばここまでほとんどオスマン帝国とそれに関する話しかしていませんでしたね
そんなわけで、久しぶりに欧州情勢をお見せしましょう

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緑の淵で囲まれてるのは明包囲網参加国

因みにイギリスの参加は非公開というか、おそらく筆者しか知りません なんせ密通していたのですから
オスマンはイギリスは対オランダにおける重要な情報源としていたため何としても手を握っておく必要があったのです

西欧連合がオーストリアを吸収するという形で成立したはずのEUは、オランダ・イギリスとスペインの対立で形骸化しています
フランスが、戦争の際は防戦側で参戦することを宣言しているためギリギリ続いているようなものです

オスマンとロシアの間でもクリミア問題があったのですが・・・
実は昔書きましたポーランド=オスマン同盟の際にこれの解消に成功していたのです


~昔のチャット~

筆・・・筆者 ポ・・・ポーランド オ・・・オランダ ロ・・・ロシア フ・・・フランス

オ 「そもそも何で同盟結んだの」

筆・ポ 「ロシアAI対策ですって」

明 「うちか西欧連合対策にしか見えないなぁ」

オ 「ロシアAIが暴走したら助けるからさぁそういうのやめようぜ」

筆 「いや、うちの権益であるクリミアも守らないといけないんで」←とっさの言い訳

オ 「クリミアまで面倒見切れないよ」

筆 「だからこそポーランドと同盟結んだんですよ」

明 「そもそも何でうちを呼んでくれなかったの?」

ポ 「ロシアAIの思考ルーチンでは、シベリアじゃなくてリトアニアとかに行きたがるんですよ」

明・オ 「うーん・・・」

フ 「じゃあオスマンとうちとで同盟したらいいんじゃないですか?」
フ 「これなら西欧連合に攻めることもないですし」

オ 「・・・それならいいかな」

ここで筆者の言ったオスマンのクリミア権益に反発したのがロシアでした

~個人チャット~

ロ 「クリミアは欲しい」

ロ 「よっぽどのこと、例えば明相手に協力してくれるとかがない限りここは絶対に渡せない」

筆(!!)

筆 「その明対策でお話したいことがあるのです」
筆 「全シベリアをロシアさんに差し上げましょう」

ロ 「えっ?」
ロ 「うーん・・・信用していいものやら・・・」

筆 「そのためのポーランド=オスマン同盟ですから」

ロ 「・・・わかりました」

 

そう、ポーランド=オスマン同盟の真意とはすなわち!

ポーランドと結ぶことでHREの脅威を無くしつつ、敵対していたはずのロシアと結び!

クリミア問題を棚上げにしてオスマンの仮想敵国のヘイトを全て明にシフトする壮大な作戦だったのです!

こうして作られたポーランド・オスマン・ロシア三国の会議室は後の明包囲網の原型になっていくのでした


実は東の脅威である明を倒した後は返す刀でHREを撫で斬りにする予定だったのですが、残念ながらEU成立で流れてしまいました
うーん、もう少しうまくやる手があったかもしれないな・・・

引き続きアラビア戦争

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どうした、遮る者はいないのか!

ペルシャへの進撃を続けるオスマン軍
戦勝点よりも戦訓を稼ぐためにボコボコにされたティムールは、国土の大半をペルシャに譲って和平を結ばされました

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遊牧民に明日は来ない

戦争中の外交官はロシアとの関係改善に送り、数ヵ月後には同盟を結びました

しかしあっさりとした終戦でした

バイエルン戦争

ドイツのど真ん中に位置するバイエルン
ドイツ帝国最高の宰相ビスマルクもこの国の動向には常に注意していました
この世界でもここはオランダ、ブランデンブルク、オーストリアの係争地となっています

ところがいつの間にかバイエルンはデンマークの同君下位に収まっていまいました
筆者は個人チャットで「ここは係争地だから気をつけたほうがいいですよ」と伝えていたものの、やはり戦争は避けられず
ユトランド半島でも凌ぎを削っていたスカンジナビアとブランデンブルクは遂に戦争に突入します

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ドイツの陸軍はやはり強い

しかし陸軍力に勝るブランデンブルクが勝利を収め、バイエルンはその大部分が吸収されました

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いつかはこうなると思っていた

この戦争にはどこも介入せず、ニ国の局地戦になっていました
さながらシュレスヴィヒ・ホルシュタイン戦争のようです
どちらとも友好関係を維持したいオスマンは、この戦争にずっと気づかないフリをしていました ごめんね

ロシアの挑戦

話を戻しましょう

戦争を終え、兵を国土に引き戻すスルタンに突如救援要請が届きます

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戦争のお誘い お断りします・・・とは言えない

いやいやいや、そのぐらい自分で対処してくれロシアさんよ

どうもCtAにチェックを付けたままウズベクに宣戦してしまった様子
ロシアと同盟していたポーランドはティムールに行軍権をもらっていたため参戦できず、同盟関係が切れてしまいました
オスマンは同盟を切るわけにも行かない手前参戦しますが、黒羊朝との戦争状態に突入してしまいます

ああ、黒羊朝には後で宣戦して領土を奪うつもりだったのに・・・

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とりあえず行きますか

とにもかくにも、参戦した以上義務は果たします
黒羊朝に侵入したオスマン軍は半年足らずで全土の攻囲を開始しました
思ったより敵軍が多かった

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もうちっと部隊を細かくするべきでは

ウズベク戦線にはロシア軍がなだれ込みます
これを見た明はロシアのサマルカンドノードの分割条約違反として抗議し始めました

抗議はロシア-明間の個人チャットで行われていたのですが、内容はロシアから包囲網側にダダ漏れ
各国はこの抗議を無視するか、或いは拒否するように言って戦争準備を続けます

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斜線部が獲得した領土

そんなこんなでウズベク戦争は終結
事前に引かれていた分割線の放棄を見て、明は遂に戦争という手段をチラつかせるようになります

分割線とは言うものの、ぶっちゃけオスマン自身が最初から包囲網をどこかで破棄しようと思ってたなんて言えない

シベリア進駐

明がロシアへの要請を脅迫じみさせていくに従い、ロシアの中の人の胃もキリキリ度を強めていきます
そんな心の闇を照らすべくオスマン軍はシベリアへの進駐を始めました
一応明にも「あまりロシアさんをいじめないでくださいね」とVCで釘を刺しておきます

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うわなんだここ寒いなー

総勢9万に上るオスマン帝国軍がシベリアに駐留
慣れない土地でガタガタ震えながら銃を構えて明の宣戦を待ちます

こちらの動きが怪しいことに気づいてか、明は行軍権の要求を送ってきました
要求に気づいていないと思わせるために時間切れになるまで待ちつつ配備を進めます

すると今度はチャットで動向の確認に来ました
「オスマン・明間での戦争を未然に防ぐために相互に行軍権を渡したい」とのこと
戦争を未然に防ぐどころか、これから戦争をする準備しかしていなかったので当然拒否しました
財政を圧迫する15万人の口減らしのためロシアを守るため、こんなところで戦争をやめるわけにはいかないのです

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在インドポーランド軍 何て悪い響きなんだ

ポーランドもインドに6万、シベリアに3万を配備して戦争に備えます

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FUUUUCK!!!!!

とここでまさかのロシア農民戦争が勃発
ふざけんなくそったれ農奴ども
暇を持て余していたオーストリア、ブランデンブルクに反乱鎮圧を依頼し、オスマンもシベリアの反乱鎮圧に向かいます

すると、ロシアからチャットに恐ろしい文字が書き込まれます

ロ 「お、明がウズベクと戦争してる」

ロシアとの協約が破棄された今、もはやゆっくりしている暇は無いと判断したのでしょう
こちらも急がねば・・・って、ん?ウズベクと戦争?

上の画像でのオスマン軍の配置をご覧になればわかるとは思いますが、シベリア駐屯軍の多くがウズベク国境に配備されています

筆 「えっwうちの部隊見つかるじゃんww早く退かないと」
筆 「あっ、見つかった」

包囲網諸国 「おい」

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目と目が合うー♪瞬間ー♪

どうもこの前にも一度黒旗連隊によって24000人の部隊が見つかっていたようです
ここでさらに22000人の部隊が見つかったことで明はいよいよ警戒心を露にします

「どうしてロシアにトルコ軍がいるんですか?」と聞かれ返答に窮した筆者は、「観光客です」とだけ伝えておきました
ご覧この美しいシベリアの大t...ヘックショイ!くそっ、誰が好んでこんな木屑と収容所しかない場所に来るか!

激化する対立はVCにも伝わり、「明土冷戦激しすぎww」といった発言も見られるようになっていきました
いやいや、うちは観光客を送っているだけですって
ただちょっと護身術を身につけていて、ほんのちょっと武装しているだけの

まったり新大陸 ※ただしインディアンを除く

押して引くのがうまいやり方
戦争の前に少し心を落ち着けておきましょう
それでは、旧大陸とは打って変わってゆったりした雰囲気の新大陸をご覧下さい

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先住民は涙の旅路を送ることになっている

こちらは北アメリカ
協約通りの領土配分が行われているようですが・・・スペインでけぇ

プレイヤーであるカミーユさんの実力も相まって、スペインは今や世界で一二を争う国家に成長しています
オスマンにとっては明と並ぶ要注意国家です
どこかで叩いておかないと海軍のいないうちでは手が出せなってしまう

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実はインカがいちゃったりしてる が、見えない

イベリア国家色に染まるここは南アメリカ
先住民国家がないこともあり、すごいスピードで植民が進んでいます

チラリと写るアフリカではスペインによるアフリカ周回計画が進行しているようです
中の人は「属国ポルトガルが全然仕事をしてくれない」と嘆いていました

激化する冷戦

さて、話は旧大陸に戻ります

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もっかい住民投票した結果オスマン領になった

オスマン帝国は属国ペルシャを併合し、軍勢も17万を超えるようになりました
ついでに財政も逼迫
お金がないと枕を涙で濡らしながら今日もスルタンは眠りにつきます

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チャガタイまで殴っている

対して資金の有り余る明はウズベクの大部分を制圧
クリミアとも国境が接したため、オスマン軍をクリミア領にまで配備しました

と、ここで友好国スカンジナビアから連絡が入ります
オスマンはロシアと仲良くしているのか?とのこと

明がヨーロッパ側に仲間を求めてスカンジナビアを誘ったに違いないと考えた筆者は
「ええ、もちろん!ロシアとオスマンは大の仲良しです!」と答えました
何度も殴り合って親友になるのはジャ○プなんかでもよくあることです

明に付くことの不利を悟ったのか、「そうですか」と答えた後に音沙汰はなくなりました
スカンジナビアはロシアと敵対しているため明包囲網には誘いませんでしたが、呼んだら来ていたかもしれません

第二次アラビア戦争

ロシア農民戦争真っ最中であったため明との戦争は延期し、ヒジャーズ征服を行うことにしました

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おらー聖地寄越せー

それはともかく、ペルシャ湾のちっこい島とアラビア半島は陸続きになってもいいんじゃないかな
(ver1.6からは陸続きになったようです)

熱い戦争

プレイ終了時間と共にいよいよ戦争が近くなってきました
ある理由で戦争は延期してのですが、それももはや必要ないと判断して次回プレイ時の戦争を決意します

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1584年の世界

うーん、やはり明は巨大だ

しかしいつまでもグズグズしていると相手に外交の時間を与えることになってしまいます

遂に戦端は切って落とされようとしていたのです

 

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