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Baltic Crusader (バルトの十字軍)
チュートン騎士団かリヴォニア騎士団で、ロシア領域を全てコア州として領有し、カトリックに改宗する。
Almost Prussian Blue(ほぼプラシャンブルー)
リヴォニア騎士団で開始し、リヴォニアを形成してNGFの領土を中核州として所有する。
前者は東(ウラル・ポントス全域まで)、後者は西(北ドイツ全域まで)へのまずまず広範囲の拡張を要求される。
この記事では両実績の達成を目標とするプレイを紹介する。
リヴォニア騎士団のミッション(LoN導入時)
リヴォニア騎士団のミッションは十字軍ルートとリヴォニアルートの選択制となっている。
十字軍ルートはカトリックでの東への拡張・改宗を強力にサポートしてくれる。
実績名のとおりBaltic Crusaderの達成には向いているが、リヴォニアへのミッションでの変態ができなくなる。
ディシジョンでのリヴォニア変態は新教が条件でありカトリックのままリヴォニアになることができなくなるため、
リヴォニア変態を条件とするAlmost Prussian Blueとの同時達成を目指す場合には非推奨となる。
リヴォニアルートではミッションを通じてカトリックのままリヴォニアに変態できる。
また、そこそこ強力な固有のリヴォニア政体を複数種類から選択して採用することができる。
途中のイベント選択肢によって選択可能な政体が決まるので、目指す政体の条件をあらかじめよく確認しておきたい。
君主制のページのLivonian~で始まる各政府改革が候補政体となる。
リセマラは必須ではないが、デンマークとポーランドが相互にライバル視していると序盤の立ち回りが少し楽になる可能性がある。
また、フランスとの最終決戦まで見据えるならフランスとカスティーリャが相互にライバル視している世界を選ぶと楽になる可能性があるが、全く関係ない世界になる可能性もあるのでお好みで。
政体は神権政の修道会で、君主制と違って指導者の死亡時に安定度が低下しない一方で指導者・後継者を将軍にできるという特長があり、戦死を恐れずに将軍として使い倒せる。
一方で公国ランク固定という重いデメリットがあるため、王国ランクになれる開発度300になったあたりで普通の聖職者国家に変えてしまっても構わない。
初期で若干のデバフ特権(リヴォニア連盟の諸勢力の乱立状況を反映したもの)が入れられているが、致命的なデバフではなくフレーバー程度である。
ディシジョン画面からダカットで買い取るか武力で鎮圧して2年のクールタイムごとに特権を剥がしていき、最後のリガ教会領を特権画面から外せば処理は終了で、順調にいけば10年経たずにカタが付く。
初動ではノヴゴロドからのみライバル視されていることが多く、外交の選択肢は幅広い。
頼りになる同盟国候補はデンマーク、ボヘミア、(ポーランドの同君下位にならなければ)リトアニア、(少し時間がかかるが)オーストリアあたりだろう。
ヒストリカルフレンドのチュートン騎士団とは同盟を結ぶこともできるが、放っておくと高確率でダンツィヒ独立イベントで州を持っていかれた上でポーランドと戦争(しかも攻撃側)になってしまう。
その前に保護してしまう意味では、ライバル視して請求権を付けるとミッションで属国化CBを得られるのでこちらも有力。
ノイマルク売却イベントが起こった後であれば一発で属国化でき、属国化してしまえばダンツィヒ独立イベントは発生しない。
リガは同文化・CoTと魅力的だが、リューベックを盟主とする貿易同盟に入っているため最序盤は手を出しづらく、しばらくするとミッションでいつの間にかHRE入りしてしまうのでやはり直接は手を出しづらい。
気軽に呼べる同盟国としてしばらく引きずり回すか、何かの機会に釣り出せるなら早々に釣り出して奪ってしまっても良い。
ノヴゴロドは放っておくとモスクワの餌になってしまうので、先に仕掛けるにせよ、モスクワと戦っている隙を突くにせよ早期に戦争して最低限ネヴァとノヴゴロド(州)をモスクワに取られないように奪っておきたい。
ネヴァ領有はリヴォニアルートのミッションのトリガーになっておりロシア地域に広大な請求権が得られる。
ノヴゴロド(州)はモスクワがロシア化する必須条件になっているためロシア化を阻止できる。
ノヴゴロド、チュートン騎士団、可能ならリガまでを対処したところで、四方を難敵に囲まれて拡張が難しい状態となりやすい。
以下にそれぞれの状況と有力な打開ルートを記載するが、どの打開ルートが使えるか流動的であり確実な戦略を決めづらく、臨機応変な対応が求められる。
北:デンマーク・スウェーデン
デンマーク・スウェーデンの同君連合が健在である間は手を出しづらい。
現バージョンのスウェーデンはイングランド・フランス・モスクワなどの大国から独立支援を受けることが多く、独立戦争が起こった場合は大国とスウェーデンの同盟が成立するためやはり手を出しづらい。
(打開ルート)スウェーデンの僭称者反乱成功による平和独立
スウェーデンにはイベントで僭称者反乱が湧くことがあり、かなり規模が大きいので反乱が成功することがある。
この場合には平和裏に独立支援国との間の同盟が成立しない無防備な状態で独立することになり、征服の絶好機となる。
東:モスクワ
軍量に優れ、序盤は手を出しづらい。
モスクワは同盟国に恵まれないことが多く、また見た目の軍量ほどは強くないが、攻める際の損耗(冬将軍)が大きいため人的資源の消耗が激しいことに留意。
(打開ルート)遊牧民との戦争
モスクワはしばしば遊牧民と戦争するが、ステップで遊牧民とぶつかると野戦で負けることがある。
遊牧民にモスクワが苦戦しているようなら横腹を突いていきたい。
南:ポーランド・リトアニア
軍量に優れ、序盤は手を出しづらい。同君成立時の君主能力から軍事技術はやや遅れがち。同盟状況は流動的だが大国と結ぶことは多くない。
(打開ルート1)オスマンとの戦争
モルダヴィアなどを巡ってオスマンと戦争することがあり、絶好のハイエナチャンスとなるが、発生確率はさほど高くない。
(打開ルート2)正攻法
周辺各国との戦争の中では最も同盟国を呼びやすく、他方面で都合の良い事態が起こらなければ満を持して正面から叩きにいくことになるだろう。
デンマーク・オーストリア・その他の中堅国を呼んで攻め込めば、外交状況にもよるが勝機はあるはずだ。
西:HRE
HREバリアが機能している間は手を出しづらい。
またAEの観点からも大規模に領土を切り取れるようになるのは他方面で国力を付けてからになるだろう。
(打開ルート1)皇帝交代
何らかの理由でオーストリアが皇帝でなくなり、中小国が皇帝となった場合は絶好の侵攻チャンスとなる。
状況によっては選帝侯と一時的に同盟した上でHRE解体を狙うことも念頭に置きたい。
(打開ルート2)宗教改革
宗教改革が起こるとまもなくHREは混乱に陥る。
新教国を攻めるチャンスは比較的訪れやすいが、攻めたい国に都合よく新教が湧くかは運の要素も大きい。
順番はともかく東西南北への拡張をなんとか実現すれば、実績達成に向けた最後の強敵が待ち構えている。
東のラスボス:オスマン
Baltic Crusaderの実績達成にはポントス平原全域が要求される都合上、オスマンとの決戦はほぼ不可避である。
クリミアがオスマンの辺境伯になるかどうかは五分五分といったところだが、リトアニア・ジェノヴァ・テオドロ領がオスマンの手に落ちている可能性も高い。
立地上オスマンの拡張を止めることは不可能に近いので、十分に成長したオスマンと戦って領土を奪う必要がある。
正面から戦って勝てればそれでよいが、分が悪ければオスマンがマムルークあたりを蹂躙している間の空き巣作戦でコンスタンティノープルを速攻で落とし、マルマラ海を封鎖しつつヨーロッパ大陸側の要塞を全て落としたところで講和してしまうのも一つの手。
奪う必要のある州の数にもよるが、30点程度の講和を繰り返して実績に必要な範囲の州を確保する方が結果的に早い可能性もある。
西のラスボス:オーストリア又はフランス
プレイヤーがHRE領域に本格的に進出すると、HRE内の同盟網が崩壊して大国に荒らされる展開になりやすい。
宗教戦争の構図にもよるが、皇帝オーストリアが新教国を中心に食い荒らしているか、フランスが低地諸国経由で北ドイツまで伸びてくる可能性が比較的高い。
Almost Prussian Blueの実績達成には北ドイツ全域+東フリースラント(州)が必要になるので、必要な領域まで大国が伸びていれば奪い取る必要がある。
オーストリアとフランスはヒストリカルライバルで(イベントで消えることがある)同盟を組む可能性は低い。
したがってオーストリアと決戦するのであればフランスが、フランスと決戦するのであればオーストリアがそれぞれ頼もしい同盟候補となる。
HREに本格進出すると大量にAEをまき散らして同盟どころではなくなるので、その前に最終決戦を見据えて同盟国を確保しておきたい。
対オスマンと違って空き巣作戦は難しく正面から倒さざるを得ないことが多いので、有力な同盟国を引き連れて勝負したい。
リヴォニアに変態する際にリヴォニア騎士団NIのままとすることも、リヴォニアNIに切り替えることもできる。
Baltic Crusaderの改宗作業が終わっていなければ宣教師が増えて布教強度が上がるリヴォニア騎士団NIのまま、改宗があらかた終わっていれば戦闘関係の補正がやや多いリヴォニアNIの方が少し良さそうだが、決め手になるほどの差はなく好みで決めても良いだろう。
リヴォニア騎士団のNI/リヴォニアのNI
段階 | リヴォニア騎士団 | リヴォニア |
伝統 | 宣教師+1、受容文化枠+2 | 規律+5%、受容文化枠+2 |
1 | 規律+5% | 歩兵戦闘力+15% |
2 | 交易力+10% | 開発コスト-5%、陸軍士気+10% |
3 | 要塞維持費-15% | 国外ノードにおける交易力+25% |
4 | 布教強度+2%、教皇影響度+1/年、教会力+5% | 安定度コスト-5%、全階級の忠誠度均衡値+10% |
5 | 生産効率+10% | 植民範囲+25%、植民地人口増+10 |
6 | 国教寛容度+1 | 海軍士気+20% |
7 | 歩兵戦闘力+10% | 異端寛容度+1、最大異端寛容度+1 |
宿願 | 国教州の人的資源+20% | 交易品生産量+10% |
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