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ポーランドは東欧のカトリック国の覇者であり、そして分割されやすい国家である。北はカルマル同盟、西は神聖ローマ諸侯たちとブランデンブルク、南はハンガリーとオスマン、西は盟友リトアニアと宿敵モスクワ/ロシアに囲まれている。拡張先といえば北にいる両騎士団くらいしかないが、歴史イベントに恵まれており非常に楽しめる国家といえる。
またNIも強力であり、代名詞たる騎兵戦闘力+33%コスト-10%だけではなく、歩兵戦闘力、陸軍士気、規律が伸びる陸軍国家でもある。宿願は異端寛容度+3であり、キリスト教は友、異教徒は敵を地で行くロマンあふれる国家だ。
ミッションも強力で、東欧や一部北欧に対して拡大していくものが揃っている。宿敵の打破を目標に掲げているものも多く楽しめるだろう。
だが、悲しいかな立地上いつも分割される運命にあるのがポーランドである。その運命を変えるために必要なもの、それはオスマンとモスクワを初期の時点で叩き潰す覚悟である。
まずアルバニアと関係改善を行い、オスマンがアルバニアに宣戦布告したら準備を整えてアルバニアと同盟、これを撃破します。アルバニアトラップです。オスマンのアルバニア侵攻は開始直後というわけではありません。恐らくリトアニアとの同君連合、さらにはモルダヴィアの辺境伯化イベントが終わった後に発生するはずです。オスマンはまずビザンツの息の根を止めることを優先するので、こちらもある程度準備を整えることができます。
開戦後はひたすら土地の包囲、そして主力軍との戦闘は避け、散発した敵軍を各個撃破することに勤めましょう。相手がデススタックを用いてこちらの要塞を包囲してきたら諦めるほかありませんが、モルダヴィアの先にある広大なポーランド=リトアニア国土を占領するAIオスマンは必ず軍を分けて占領してきますその隙をついて敵軍を撃破しましょう。
もし、アルバニアが別の大国、つまりオーストリアやハンガリー、ヴェネツィア、マムルークあたりと手を結んでいたら、オスマン軍がバルカン半島でうようよしていないかもしれませ。そんなときはエディルネ要塞やイスタンブール要塞を包囲してやりましょう。運が良ければ何とかなります。なお、この時点でアナトリア方面に行くにはコーカサス回廊を通らなければならないのですが、移動中に敵主力と遭遇したら死ぬ上にそもそも通行権厳しいかもしれないので侵攻はやめておいた方がいいでしょう。
アルバニアが主導の防衛戦争なので戦後処理の結果はまちまちですが、オスマンを返り討ちにしても油断は禁物です。ちょっと目を離したらアナトリアを統一したオスマンがマムルークを食べて手に負えなくなるでしょう。ですので第二第三のアルバニアトラップを用意するべきです。
具体的にはジャンダルやカラマンと関係改善を行って、オスマンが進行してきたら同盟からの防衛戦争に参加です。一度目の戦争で勝っていれば、二度目は適当にやっても勝てるはずです。序盤でオスマンをぶっ潰したらあとは何とかなるでしょう。
まずモスクワはロシア化させてはなりません。そのためにもノヴゴロドと手を組んでモスクワを迎え撃つ必要があるのですが、ポーランドはオスマンを最優先でつぶしたいのでなかなかモスクワにまで手が回らないかもしれません。なのでノヴゴロドとは手を敢えて結ばず、モスクワ-ノヴゴロド戦終了後の人的資源が少なくなってきた瞬間に戦いを挑むというのが良いでしょう。
コモンウェルス化していないタイミングでは領土をとることはせず、ノヴゴロドなどのモスクワの敵に対して領土を返還させ、金をしこたま集めるのが一番いいでしょう。兵を殺し、土地を奪い、経済を破綻させればいくらモスクワでも土に還ります。講和内容でお勧めしないのは属国開放です。それはモスクワが強大なハン国と防衛同盟を可能とすることを意味します。貧弱な属国を抱え続けさせることが何よりいいのです。
コモンウェルス化したら多分何やっても勝てます。ライバルとして永遠にダカット、PP、威信をむしり取ってもいいですし、さっさと征服してもいいでしょう。
ここではポーランドプレイでお世話になりそうな他国の話をします。
・チュートン、リヴォニア騎士団(とリガ)
チュートンは初手ライバル→凌駕でのPP稼ぎに。1444年では停戦しているので禁輸PPは稼げないが凌駕できるのでOK。リヴォニア(とリガ)は土地が痩せているが海岸に面しているということが重要。水兵を集めるためにもちゃんと征服しておきたい。
・マゾフシェ、リトアニア、モルダヴィア、ダンツィヒ
順に最初から属国、同君連合下位にして一発統合できるやつ、辺境伯になるやつ、独立して属国になるやつ。問題なのはこのせいで一時的に外交枠を圧迫されることだが、もう1枠くらいはオーバーしてでも防衛同盟先を見繕うべきだ。マゾフシェはさっさと併合してミッションを進めよう。
・オーストリア
初期の同盟先候補No.1。というのも、ハンガリーと同盟されないために必要。また、オスマンの締め付けに失敗した場合における防衛同盟先としても優秀。もしハンガリーと同君連合を組んだらポーランド=リトアニア連合として容赦なく(釣りだし宣戦を駆使して)ぶっ潰そう。属国開放だ!
・ハンガリー
ミッションで同君連合下位にできるやつその1。ついこの間まで同君連合組んでいたはずなのに大抵ライバル指定してくる。リトアニアとコモンウェルス化しなければハンガリーを下位に置けないので注意。また、先にオーストリアが同君下位においてしまうと、土地の請求権を得るというへなちょこミッションになってしまう。必ず独立させて改めて殴ろう。あらかじめオスマンをつぶしてたら無駄に土地が食べられることがないうえ、ハンガリー自身の請求権でバルカン半島に広い請求権をとれる国家なので、ぶくぶく太らせて統合してしまおう。
・ボヘミア
ミッションで同君連合下位にできるやつその2。まずはシレジアの征服をしてからでないと請求できない。シレジアとボヘミアはポーランドと同じ文化グループに属しているのでさっさと征服しよう。
・クリミア
序盤のライバル候補。同盟もオスマン以外は大抵貧弱。PPと君主力各100点を調達する国として認識すればいい。凌駕してしまったら征服しよう、ザポロージェはステップ階級配布用に、クリミアは高い開発の収入元としてステート化したいところ。
普通にとるならばこれらがオススメ
→統治、人文、影響、外交、軍質、攻撃
陸軍はNIが勝手に強化してくれるので、あえてMILアイデア0というのもよいかもしれない。であるならば経済と諜報を取りたい。
やっぱりロマンや国家に合わせたアイデアは時にプレイヤー厭戦を下げてくれる
→人文、経済、諜報、影響、貴族、軍質
貴族と軍質は騎兵戦闘力をアップさせるし、貴族-諜報ポリシーで更にアップする。貴族-経済ポリシーで騎兵コストが下がり、軍質-経済ポリシーで規律が上がる。あと、人文アイデアはNIと合わせて異端寛容度+5を実現する。改宗しないプレイならば、宗教より人文のほうがいいだろう。