各国戦略

このページにおける名称の定義

・プレイ国家 :プロヴァンス / Provence
・最小行政単位:プロヴィンス / Province(略称プロビ)
他のページにおいて片仮名化に関する口論を見かけたので事前に定義しておきます。語源が同じだからしょうがないね。

前提と注意

1.本攻略は(教皇領からはじめからライバル視されている)破門世界線への適用は非推奨です。
2.実績「ルネ善良王 / Good King Renne」達成のためにはオスマンに先んじてイェルサレム3プロビをおさえる必要があります。したがってオスマン南下速度という運要素が絡みます。
3.海軍強化には海運/Maritimeを用いましょう。海軍/Navalをとるぐらいなら軍質/Qualityをとりましょう。
4.ここでは2番の実績を獲得する(イェルサレム変態)ことを目標とした戦略をメインに紹介します。

概要

0.国軍による聖地巡礼のための4つの行軍ルート

イタリア   →  ヴェネツィア(クレタ)
↓         ↓
オスマン   →  マムルーク(イェルサレム)
          ↑
アラゴン(地中海島)→チュニス
(イベリア)     ↑
↓         ↑
モロッコ   →  トレムセン

イタリア横断は(後述するHRE加入戦術によって)なんとかなる場合が多く、そうでなくともナポリ領を奪えばよい。しかし「ヴェネツィア海軍やオスマン陸海軍になんて絶対に負けない!」と自信を持って言えない方はこちらのルートはやめたほうがいい(筆者もやっぱり彼らには勝てなかったよ)。イェルサレム変態ディシジョンは絶対主義時代になると使えなくなる。オスマン南下に関わらず変態は1600年前半にはやり遂げる(か時代変化を止める)必要がある。結果シチリア等からチュニスを襲うのがおそらく(NOCBを除けば)最速だろう。以下の解説ではこれの手順を主に示す。

1.初動と100年戦争

手始めに要塞を全て壊そう。というのもプロヴァンスでは初期領土4つ(1,1,2で飛び地)のうち3つに要塞がたっている。結果そこそこの開発度であるにも関わらず大赤字になっている。
初期プロヴァンスはフランスと同盟しているがこれはできる限り維持したい(飛び地を行き来するため)。結果フランス国内のプロヴァンス旧領(メーヌとドフィーネ)はきっぱり諦めるのが安全である。初期外交は(フランスの外交関係にもよるが)アラゴンの敵(なるべく強い国)および教皇領との関係改善や同盟締結を行おう。後々アラゴン攻めを行う都合上、カステラフランスが非対立で共にアラゴンと中立または敵対している世界線が最もやりやすい。また、同盟網ができてからライバル指定しよう。フランスに100年戦争へ呼ばれている間(起きないかもしれないが)は兵士ではなく外交官を動かし、フランスのためではなく自国の利益のために動くのだ。

1補足.HRE加盟

①オーストリアと関係改善をする。
②なぜか同盟を結べることが結構ある。結ぶ。
③非戦争時にフォルカキエに遷都。
④フォルカキエをHREに入れて加盟完了。
墺仏両国とオーストリア同盟国の群れを相手に戦える国もそうないから宣戦されるリスクはかなり下がる。加えてドイツやイタリアに策源地(フランスのせいでしばらくは飛び地)を増やせる。
注意
・HRE州に遷都はできない。先に遷都してから州をHREに加えよう。
・イタリア脱退前にやらないと隣接したHRE州が消えて加盟できなくなる。
・先に拡張しすぎるとDEV過剰で入れなくなる。
・フランスとの関係が悪化する。将来的にはフランスとの同盟維持のため墺西片方を切り捨てる必要が出てくるだろう。

2.アラゴン侵行

陸軍はフランスがいれば大丈夫なので内海で強力なガレー船団を持つ国とも同盟して呼び込もう。有力候補はヴェネツィアだがイタリアの小国をたくさん呼んでも構わない。外交枠は同君ロレーヌで1つ埋まっていて少ないが、多少はみ出してもどんどん呼んで勝利を確実にしよう。イベリアウェディングが発生する前にアフリカへの道を確保しなければならない。制海権確保に失敗してもマルタを割譲させることで最悪の事態は防ぐことができる。(シチリア島には要塞があって陥とすのが大変。)

2補足.便利なマルタ島

その1.シチリア復活→シチリア島本土再征服
その2.文化転向→フランスにプレゼント→マムルークとフランスの間の距離が縮まる→マムルーク戦CtA
その3.たまに騎士団を名乗る医者が引っ越してくる。邪魔と書いてロマンと読む。

3.国力増大のための拡張と北アフリカ橋頭堡確保

はじめに橋頭堡のほうから。希にマムルークがチュニスまで来ていて直接宣戦できる位置にいることもあるが基本的にはチュニスからチュニス-マムルーク国境の土地を確保する必要がある。このとき、オスマンが敵同盟国として参戦してしまう可能性があるが、こちらの目的はゴミ開発度のプロビ1つなのでオスマン陸軍が来る前にジェルバ要塞と目的の土地をおさえ、戦勝点10で講和してしまえばいい。むしろ問題になるのはオスマン海軍の海上封鎖である。対策としてはオスマンがヴェネツィアやマムルークと戦っていて西に海軍を動かしにくいときをねらうことだろうか。モロッコを通ってもいいが時間がかかるのでオスマン陸軍が来てしまうリスクは上がる。
拡張先はブルターニュやブルゴーニュ、教皇領やアラゴン-ナポリなど。HRE入りができればドイツ、そうでなくても影の王国イベントが起きた後はイタリアなどなど。とにかくマムルークは(イェルサレムをまだ持っているぐらいならば)大国である。こちらが北アフリカとか言う後背地のない戦場に乗り込む以上、それなりの軍(できれば50k、最低でも35k)と速効補充の効く傭兵雇用費、軍を支える財源が必要不可欠である。

3補足.アヴィニョン奪還

教皇影響度が破門されないぐらいには十分貯まった後か、何なら改宗後に攻めよう。仮に先走って奪還後破門されて同盟国が激減しても当ページは一切の責任を負いません。自己責任でお願いします。

4.決戦!マムルーク

オスマン南下を考えると次の2点が問題となる(既にオスマンが征服してしまっている場合は当戦略では厳しい)。
①なるべく早めに攻める。
②一撃で必要な3プロビを奪う。
この2つを満たすためには自国の国力が上がりきるのを待つ暇はない。解:2補足の方法でフランスを呼ぼう。注意点は海軍整備を怠らないこと。そうでなければオスマンにマムルークが襲われた直後を狙うことである。(オスマンガレーがマムルーク海軍を襲って壊滅させているため。)

4補足①.変態条件

国教はカトリックである必要がある。プロテスタントになっているのであれば改宗→変態→狂信者反乱要求で戻るといいだろう。

4補足②.神聖ローマ皇帝位への狙い

プロヴァンスはNIで外交枠が2つ増える。外交系アイディアやポリシーを駆使してHRE内部で支持を得ると割と楽に皇帝になれる。これで陸軍扶養限界を強引に押し上げるのも手。注意点としては変態すると遷都によりHREから抜けて外様皇帝になることか。

アイディア

統治系:経済/Economicか(傭兵の為の)統治/Administration、ロマンで宗教/Religiousもあり。
外交系:海運/Maritimeが妥当だが皇帝化戦略なら外交/Diplomatic。
軍事系:軍質/Qualityか(初期戦争多めのため)防御/Defensive。多分実績達成までに完成が難しいため軍量/Quantityは意味が薄いかも?海軍/Naval使用はロマンか縛りプレイ?


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