各国戦略

本ページの内容は、ver1.32で確認されたものです。

背景知識

セミエン王国はベタ・イスラエル人によって建てられた国である。
このベタ・イスラエルというのはエチオピアに住むユダヤ人で、起源は諸説*1*2*3*4

歴史的にはエチオピア帝国と深い関係にあり、時に協力、時に敵対した。
ソロモン朝はユダヤ教色の強かったザグウェ朝を打ち倒したこともあって反ユダヤ色が比較的強く、セミエン山脈付近に位置するこの国をたびたび攻撃した。
15世紀前半にはセミエン王国は完全に併呑され、GCに至る。

現在では大多数がイスラエルに移住した。

前提

セミエン自体には実績は用意されていないが、ユダヤ教実績として「Shemot is Not」が存在するのでこれの達成を目標とする。

実績要件はエジプト地域を領有、ユダヤ教に改宗しつつ「ユダヤ人共同体/Jewish Community」のアスペクトを有効にすること。

概要

0.初動

セミエンはゲーム開始時点で存在しないのでエチオピアでプレイを開始する。
反乱軍を撃破*5し、占領地を取り返したのちにシェワを解放、セミエンを解放して乗り移ろう。

注意としてシェワ解放以外にエチオピアを弱らせるような行為はしないこと。
エチオピアはさして強くなく、他の属国と協力すれば十分独立戦争に勝てるし、弱らせるとアダル等隣国に攻撃され、自国領土が占領されてしまう。

独立と初期拡張

エチオピアとの5年の停戦が切れたら独立戦争を挑もう。
ミッション達成に、人的資源6割、FLまでの軍隊、1人以上の将軍を雇用する。
独立状態になるとFLが上昇するため、これは戦争前に達成しておく。
エチオピアの同盟国はコプトの小国1^2国であり、難なく勝つことができる。
むしろエチオピアの領土をいかに多く占領するかに注力しよう。

初期拡張では金山のあるカッファとダモトを確保した後、ザンジバルに向かう。
アスペクトからムスリム諸国の評価を上げられるので関係改善と合わせて同盟、酷使しよう。

対マムルーク

マムルークは基本的に拡張に消極的で、ライバル視されるまでは宣戦されることは少ない。
宣戦布告の目安はFL60^80で、およそ16C前半のマムルーク朝の戦力がこの程度だ。
攻撃はオスマン帝国と戦っているタイミングで、戦争後しばらくしたタイミングでするとよい。ゲームの最終目的なので傭兵は惜しまず雇おう。資金は金山とアスペクトから確保できる。

変態

この国には主要な変態先が2つ、エチオピアとイスラエルの2つがある。

イスラエル

主要な変態先で普通にプレイしていれば変態することになるだろう。
条件はエルサレムと近郊の2州でエジプト征服のついでに達成できるだろう。

NIは規律、士気、開発コストなど雑に強い一方、コア化コスト減やAE減が無くなってしまう。特に異教寛容が無くなってしまうのはプレイスタイルによっては致命的。
固有ミッション、政体などはないので地味め。

エチオピア

変態条件はエチオピア近辺の特定州とコプト教であり、コプト教が主流宗教であること。
早い段階で改宗する必要があるため変態は厳しいが、軍質の高い固有ユニット、ミッション、政体など充実しており、以降の拡張も比較的簡単に進めることができる。

エンドゲームタグなので注意。

アイデア

この国は布教強度がイマイチなので宗教は必須だろう。
軍事系には宗教と相性の良い軍量が良い。
外交系では安定の外交アイデア、宗教軍量とポリシー面でシナジーのある交易のほか、マムルークが強く、エジプトを当面征服できない場合は拡張先のための探検が候補に挙げられる。

コメント欄

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 1.32だとユダヤ教の固有補正で、パレスチナのステートを確保した上でエルサレムをユダヤ教に改宗すると陸軍士気+10%、海軍士気+10%、真の信仰の寛容度+2、聖職者の忠誠均衡値+10%を貰えてめっちゃ強い。アブラハムの宗教を全て塗り替えるのに役立つかもしれない。 -- 2021-11-16 (火) 04:23:16
  • 約束の地という名前の補正でしたかね -- 2023-08-03 (木) 20:10:08
お名前:

*1 出エジプトの際に南に逃れたユダヤの一支族、ダン族の末裔
*2 初代エチオピア皇帝メネリム1世(ソロモン王とシバの女王の子ども)とその付き人の子孫
*3 バビロニアによるユダ王国の滅亡後の移民
*4 エチオピア人キリスト教徒の旧約聖書を特に重視する派閥がやがて自分たちをユダヤ人と考えるようになった
*5 ここで反乱軍に負けるor放置するとセミエンが独立してしまう

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