本ページの内容は、特記なければver1.33.2で確認されたものです。
African Power(アフリカンパワー)
コンゴで開始し、アフリカを全て中核化する。
※「アフリカ」にはカーボベルデやコモロ、マダガスカルといった離島も含まれている。
※国家変態不可。
このページではAfrican Powerの達成とミッションの完遂を目標とした戦略を記す。
またDLCはOriginsの導入を前提としており、その他DLCに関しても特筆のない限りは導入済みとする。
中部アフリカと呼ばれる地域における最強の存在であり、たとえAIが操作していたとしてもほとんどの場合で中部アフリカを統一する。
中部アフリカそのものは「閉ざされた世界」であるため、以前は探検アイディアや属国利用による脱出が必須だったものの、Originsで専用ミッションが追加されて以降はそれすらも不要に。
しかし「閉ざされた世界」であることは各種制度が伝播していないことも意味しており、一般的な部族国家同様初期状態では封建制を受容していない(どちらも専用ミッションのおかげで解消されてしまったが)。
また高すぎる国力によりライバル指定できる国が長らく現れないため、大航海時代の「ライバルに屈辱を与える」はほとんど不可能であり、PPによる各君主点+1も貰えるようになるまでに時間が掛かる。
初期の国教は呪物崇拝であり、カルトは汎用型。呪物崇拝の詳細はこちら。
史実イベントとしてカトリック改宗を迫るものが存在しており、呪物崇拝を保持した場合とカトリックに改宗した場合とでミッションツリー1(左端のもの)が変化する。
※本ページではカトリックへの改宗を前提としているが、呪物崇拝を続けた場合のミッションや各種イベントも面白いので、気になったらやってみよう。
時間制限こそあるもののミッションにより探検家や植民者が手に入り、また南アメリカとの距離も比較的近いため、新大陸で植民地国家を作るのも実用的。
初期のコンゴノードはあまり良いものではないため、喜望峰を抑え交易首都をザンジバルへ移転するといいだろう。
大まかな流れは以下
なおAfrican Powerの獲得を第一目標としている都合上、国家変態は考慮していないものの、コンゴ自体はエンドゲームタグではない。
コンゴは初期からロアンゴとンドンゴという2国の属国を従えている。
この2国はミッション2-1と封建制受容のために10年後には併合するので、マニに「統合政策」の特権を与えておこう。
なお全ての属国を併合し終えればこの特権は自動的に外れるため、影響力を心配する必要はあまりない。
またミッション5-4で王領50%以上を要求されるため、コンゴに限っては「階級の法的権利」は回避するべき特権である。
さて、まずはミッション4-1のために陸軍を拵え、軍事顧問も雇おう。
これによってマタンバ地域と下カサイ地域に加え、シンジェとクンバナ、クバ、アンジクへの請求権が貰える。
彼我の国力差が大きすぎるため、負けることはないはず。何も考えずに順に宣戦布告・征服しよう。
ティオを征服するとミッション3-1が、クバを征服すると3-2が、ルバを征服すると3-3が達成できる。
ヤカとカサンジェを征服するとミッション4-2が、チョクウェとルンダを征服すると4-3が達成できる。
両方を終えた頃には初期の2属国を併合できるはず。
2国を併合しつつ大湖沼の国家と同盟を結び、「統合政策」の特権が外れたのを確認したら彼らを外交属国化しよう。
併合を終えるとミッション2-1により封建制が発祥する。金銭的にはやや余裕の無いタイミングではあるが、受容しよう。
年代的にルネサンスが発祥しているはずなので、受容後にムペンバをDEVポチし、一足飛びにルネサンスまで発祥させ、その後は周辺地域を適当にポチりミッション5-1を達成しよう。
ミッション5-1によって制限付きではあるものの強力な国家補正と入植者が手に入るため、ミッション5-2のためにルアンダとベンゲラへ、それも終わればガボンへと入植しよう。
5-3では交易力を求められるものの、象牙海岸方面は初期に所有している小型船+新たに入植した2プロビで20%を越すことができる。
コンゴには既に他の国家が居ないはずなので50%は当然のようにクリアできるし、大湖沼に関しても属国から交易力を受け取れば問題ない。
この際ミッション報酬で500dcが送られるが、2-3で大型船10隻を要求されるため、その建造費に充てよう。
3-3、4-3、5-3を終え、ガボンの入植も完了すると南アフリカ全域に請求権が配られる。
ようやく中部アフリカを脱出しより強い相手と戦える……と思いきや、残念ながら東アフリカの雄であるキルワですらルネサンスを受容したコンゴにとっては圧倒的な格下である。
しかしこの段階ではザンジバルの占領が絶望的であるし、対ムタパ戦の結果如何ではそもそも戦勝点が足りていないこともある。完全併合は次戦に回そう。
マダガスカル島を除き、南アフリカを統一を終えたら次項へ。
この頃までにはポルトガル等西洋人の船が訪れ、ミッション2-2が終えられるようになっているはず。
5-4のために貴族影響力を削る政策を優先したくなるところだが、王領さえ回復しておけば特段気にする必要もない。場合によっては既に終えている場合もあるだろう。
5-5は安定度+3と正統性100、7つの属国、全ての属国の独立欲求20%以下というやや厳しい条件となっている。
そのため基本的には大湖沼地域の「小さな国家」を「外交属国化」していくのが良いだろう。
5-5を終えると月毎自治率-0.03と独立欲求-20%、最大絶対主義+15という強力な国家補正である「独裁支配」が発生する。
ザンジバル(交易首都を移転しよう)や金山に加え、奪ったプロビの自治率低下が早まることにより、これまでとは対照的に金満国家に変容したことだろう。
今後は金銭面で悩まされることはなくなるはず。コンゴだけに。 ごめんて。
入植者は1人しか居ないものの、入植地自体は複数持てることを忘れないように。
金山を手にしてからは3~4箇所くらいなら回せるようになる。
キルワを叩いた後はしばらく停戦でやることがないので、このタイミングでカトリックへと改宗しておこう。
余裕があれば宗教アイディアを取るといい。対カトリックには使えないものの、ヨーロッパ国家のアフリカ領土に関しては別箇で請求権が貰えるため問題はない。
大型船10隻の建造を終えると2-3によって探検家が雇用される。
今後しばらくは東アフリカと西アフリカでの拡張を並行して進めることになるものの、初期の視界では東西の海域が接続されていないため、まずは南アフリカを探索させよう。
最初の標的はアフリカの角にある諸国だが、残念ながら以降はミッションによる請求権等の支援はほとんどなく、またこのタイミングではまだ聖戦も使えないことがほとんど。
しかしアフリカの角には広域に請求権がばらまかれる国がいくつかあり、且つそのうち2国はほとんどの世界でライバルとして争っており、且つこの時期には片方が瀕死となっている。
2国とはエチオピア、そしてアダル。
といっても手前にはアジュラーンやマレハンといったキルワ程度の雑兵が転がっているため、まずはそれらを蹴散らしつつエチオピアかアダルの弱っている方を「保護」しよう。
保護が完了し次第その国の請求権を用いて領土を拡張していけば、無事マムルークと国境を接することになる。
マムルークは当然ながら大国であり、おそらく初めてライバル指定できるようになる国家だ。
しかし残念ながらコンゴにとっては未だ格下の存在である。
つまり特筆するような国ではないが、強いて挙げるならばオスマンとの仲がすこぶる悪く、ほとんどの世界ではオスマンに叩き潰されていく。
当然ながらこの世界でもオスマンに目をつけられているはずなので、安全第一に戦うのであれば、オスマンとの戦争が始まった後に仕掛けた方がいいだろう。
マムルークをエジプトから追放する裏で、西アフリカへの拡張も忘れないように進めていこう。
残念ながらこちらは大湖沼並に有象無象ばかりだが、エチオピア・アダルと同様にザザウ・カツィナ・カノの3国は請求権の範囲が広い上にどれかしらは滅んでいることがほとんどなので、利用できるならしておこう。
また北側には西アフリカのプロイセンたるソンガイが拡張しているはずだが、コンゴとソンガイでは国力差が大きすぎて話にならないため省略。
2回ほどマムルークを叩けばアフリカから追放することができるだろう。
そうしてようやく、ようやく彼我の国力に差の無い国が現れる。
上でも少しだけ名前の出た国、オスマンだ。
この時代はオスマンの最盛期と被っており、強力なNIやラッキーネイションといった複数の国家補正によってまさに「最強」といった存在である。
がしかし、この段階でのコンゴもまた「最強」の存在であり、ようやく現れた好敵手と呼んでもいいだろう。
オスマンはエジプトに対して強い領土欲を持つため、衝突は避けられない……のだが、カトリックに改宗しておくとこの段階でフランスやポーランドといった中堅国が庇護を求めて同盟を提案してくる。
オスマンは単独では確かに強力な国家であり、様々な補正を持ってはいるものの、残念ながら「同盟国」にだけは恵まれていない。
同盟国という小さな差によって、残念ながらオスマンですらもコンゴには届かないのである。
コンゴの手にないアフリカは北アフリカくらいのものだが、ほとんどの世界ではチュニスという小国がまるで大国のような顔で広がっている。
チュニスは概ねオスマンと同盟を結んでいるため、宣戦対象をオスマンに、そしてチュニスを共戦国とすることでオスマンの土地を欲しがるいくつかの国を参戦させつつ効率的に、つまり楽にチュニスの土地を奪うことができる。
特にチュニスに対して有効だが、他にもモロッコが生き残っている場合などでもオスマンと同盟を結んでいるはずなので、オスマンの相手が面倒な時はこの手で攻め立てよう。
ポーランドやオーストリア辺りは大体オスマンにいじめられた後なのでよく釣れる。
北アフリカの征服を進めていくと、とうとうアフリカ人以外と戦う日がやってくる。
旧モロッコ領を支配している国、ポルトガルとスペインである。
この頃になるとコンゴはヨーロッパとの技術差もほとんど埋まっているはずで、ミッション2-4の達成が現実的となってくる。
となればやることは1つ。アフリカ人によるレコンキスタだ。
ポルトガル、スペインのどちらがアフリカ領を持っているにしろ、この2国はほぼ確実にズッ友をしているか、あるいは同君連合が組まれているはずなので、どちらにしろ2国を同時に相手にすることになる。
この際に便利な同盟国は、フランスだ。
コンゴにとっては不要な地であるイベリアのスペイン領を約束すればすぐ釣れる。すごく釣れる。たまにオーストリアも釣れる。
戦勝点的には1回で回収可能な程度しか持っていないはずなので、使い捨てとしてでも構わないのでフランスとの同盟を結んでおこう。
その他、フランスやイギリスがアフリカを植民地化していた場合でもやることはほとんど変わらない。
どの国家が相手にしろ、僅かな戦勝点で回収可能な程度しか持っていないはずなので、戦勝点の稼ぎやすい征服CBを選ぶといいだろう。
東アフリカにさえ進出してしまえば金銭的には楽になるし、東アフリカ進出自体は非常に簡単なので経済面を強化するようなアイディアは不要だろう。NIもどちらかといえば経済型だ。
ザンジバルでコレクトする場合はコンゴとアデンとザンジバル、喜望峰でコレクトする場合はコンゴとアデンと喜望峰、と商人自体も3人も居れば必要十分は満たしている。
一方で序盤にミッションが集中している関係で国力そのものは高めやすいものの、軍質・軍量関連のNIに乏しいため、オスマンと国境を隣接する頃までには最低1つは軍事アイディアを採用したい。
貴族の高影響を厭わなければ、要塞を落とすことで人的回復できる特権が用意されているし、金銭的にも余裕のある立地なため、軍質または攻撃がいいだろうか。
ここまではあまり触れていないものの、植民との相性は悪くはない。
新大陸が近く早期から植民できるというのもあるが、ザンジバルや喜望峰といった東南アジアやインドの富の集積所を抑えやすい立地でもあるため、たとえ新大陸への進出が遅れたとしても十分以上の見返りがある。
またカトリックへの改宗をしておけば、いくつかの植民地においてはトルデシリャス条約を勝ち取ることもできるだろう(当然邪魔になることもあるし、いくつかの国との関係が悪化してしまう原因にもなるが)。
カトリックへ改宗する場合、周囲は全て異教徒の土地であるため、宗教アイディアとの相性の良さは間違いない。
逆に呪物崇拝のまま進める場合では、異教寛容度の高さから人文アイディアの方が向いているだろう。
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