各国戦略

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概要

クロアチアは1444年時点でハンガリーの同君下位国となっているバルカン地方の国家です。近隣にはハンガリー王国の他に、オーストリア帝国、ヴェネツィア共和国、ボスニア、ヘルツェゴヴィナ、セルビアなどがいます。信仰している宗教はカトリックで同盟構築はやりやすい反面、バルカン側は正教に支配されており、拡大するには異端の改宗も視野に入れなければなりません。
このページではクロアチアの独立とその後の簡単なプレイ方針について書き記していきます。

ナショナルアイデア

伝統:海軍扶養限界+15%、騎兵戦闘力+10%
①:無償指揮官枠+1
②:交易誘導+10%
③:税収+10%
④:国教寛容度+1、要塞防御+5%
⑤:侵略的拡大-15%
⑥:統治技術コスト-10%
⑦:歩兵戦闘力+10%
宿願:威信自然減-1%

ミッション

専用のものが少量用意されています。強力なものもあるので基本的にミッションに沿った動きをしていきましょう。
独立やヴェニスのダルマチア確保、ボスニア征服などをこなしていくのが初期の目標となります。

ハンガリー独立戦争(第一次クロアチア=ハンガリー戦争)

まずハンガリーからの独立を目指しましょう。ほとんどの場合オーストリアが付いてきますので、盤石の布陣で独立戦争を行っていきたいです。
また、準備期間にオーストリアと関係改善をあらかじめ進めておけば、戦後神聖ローマ帝国に入ることが可能になるかもしれません。ここはオーストリアの気分次第です。
君主ガチャは準備に5年の歳月をかけることからやややりにくいでしょう。神に祈り、禊を行い、教会に寄付をして、免罪符とか買ってよい君主が引けることを願いましょう。
開戦時期は下記に記しますが、1450/1がよいでしょう。それまでに10個大隊を徴兵し士気を上げておくといいでしょう。
独立支援を得ておきたいのはポーランド、ボヘミア、ヴェネツィアです。彼らがハンガリーをライバル視している世界線を引きましょう。ではそれぞれ個別で詳細を見ていきましょう。

・ポーランド
ポーランド/リトアニアと複数の属国が数の暴力を振るう。ハンガリー北部の要塞を落とさなければこちらの本土に来てくれないですが、それさえできれば強力な戦力として期待できるでしょう。

・ボヘミア
同じく属国を率いて参戦。ボヘミアとポーランドはハンガリーと大抵ライバルになっており、領土的関心をつけているので呼ばなければ空き巣宣戦をされてしまいます。こちらで停戦管理しましょう。
注意点として、ハンガリーとボヘミアは1449/12まで停戦を結んでおり、その間は支援を得られないということです。

・ヴェネツィア
ヴェニスを呼ぶ理由は同盟を構築することに他なりません。彼らはクロアチアの中核州を保有しているのですが、1.31で追加されたおべっかと中核州の返還を用いれば、彼らと戦争することなく領土を取り戻すことができます。
その後は手切れにしてもよいですし、AE対策で続けてもよいでしょう。

戦後処理

スロヴァキア方面の土地をポーランド/ボヘミアに与えておけば、戦後も同盟を維持することが容易になるでしょう。第二次・第三次クロアチア=ハンガリー戦争時に呼びつけることができればよりクロアチアの拡大が容易になります。
もしニトラやトランシルヴァニアを属国として利用したいのであれば、おべっかで好感度を上げ続けることを忘れないようにしましょう。とはいえ、第一次では独立するのがやっとかもしれません。自国開発度が高すぎると神聖ローマ帝国に入りにくくなりますので、オーストリアの機嫌を取れなさそうであれば領土割譲は控えたほうがいいでしょう。

独立後

まず神聖ローマ帝国に入りましょう。できればオーストリアと同盟か婚姻を結び、彼らのライバルに軽蔑的侮辱(威信は特権などを用いて確保)しましょう。そうすれば何とか入ることができるはずです。
王国級から公国級へ格下げになりますが、オスマンからの宣戦をより回避しやすくなります。

ヴェニスにおべっかを張り付けて中核州を回収しながら、ボスニア/ヘルツェゴヴィナへ領土拡大を行いミッションを達成していきましょう。余裕があればそのままセルビアまで領土を削っていきましょう。

第二次クロアチア=ハンガリー戦争

ボヘミア/ポーランドを呼び戦争を起こしましょう。基本的に自国で占領しなければ自由に領土を割譲できません。占領は必ず自国で、というのを忘れないようにしていきましょう。
この戦争では様々な要求を求めることができるかもしれません。ライバルなら屈辱、即金賠償金や継続賠償金、単純に領土割譲、同盟破壊・ライバル破壊などです。
ただ今後の事を見据えるのであればニトラ/トランシルヴァニアの種地を得るのもいいでしょう。前述のとおり好感度さえあればポーランド/ボヘミアから土地を返してもらえます。そのまま戦力のある属国として戦わせてもよいですし、併合して国力を上げてもいいでしょう。
また、できればワラキアと隣接するようにハンガリーから土地を割譲させると、より勢力を拡大させることが叶うかもしれません。

オスマンとの対決

ハンガリーを下し、バルカンの小国を平らげられたのであればいよいよオスマンと対決するチャンスとなります。
が、ぶっちゃけこの時点で超大国になっていることがあるので最悪死にます。祈りましょう。
ガチンコで戦うのであれば軍事アイデアを2つは完遂させ、軍事技術を先行させて突撃という形になるでしょうが、肝心の同盟国軍事力がへなちょこの可能性があるので厳しい戦いとなるはずです。
ただ、勝利せしめることができれば有能な属国であるブルガリア・ビザンツを従えさせることが可能になるはずです。

ポーランド/コモンウェルスとの対決

よく反乱軍やオスマン/モスクワにボコられているポーランドと早めに手を切り、こちらから仕掛けてに行くという戦略です。ボヘミアやオーストリアが彼らをライバル視しているのであれば現実味を帯びます。
ハールィチ・ヴォルイーニなどのルテニア国家の再征服CBを活用することで、素早く領土拡張をすることが可能になるでしょう。

神聖ローマ帝国での拡大

まず皇帝オーストリアが北部に蓋をしておりほぼ不可能ですが、万が一にも彼らが皇帝でなくなった場合はその限りではありません。同盟を切り、シュタイアーマルクやチロルの再征服CBを用いて勢力拡大を図ることができるでしょう。

イタリアへの拡大

ヴェネツィアやナポリ方面からイタリアへ拡大していく方針です。具体的にはナポリの再征服CBが考えられますが、そもそも再征服CBが南部のナポリ以外使いにくく、開発度がメチャクチャ高くAEが凄く飛びやすいことからあまりいい手段ではありません。
クロアチアの5番目NIに侵略的拡大-15%があるので、大航海時代の時代ボーナスや諜報アイデア、ランダムイベントなどを駆使して攻め込むというのであれば何とか選択肢に入るかもしれません。戦力的に拡大先が無いのであればこちらになるかもしれません。

アイデア

クロアチアの初期3アイデアで有効なものをいくつか抜粋していきます。
・宗教
正教会/スンニの改宗や聖戦CBを活用するならば。主に東欧やアナトリア、ステップへの拡大に使えます。また宗教時代における時代ボーナスです。

・人文
改宗が面倒ならば。反乱軍に割ける軍はあまりないクロアチアにとって強力な選択肢。AEを冷ましやすい点も高評価。また宗教時代における時代ボーナスです。

・経済
戦争で奪った金山の開発を行うならば。余裕がない収入面を、金山収入に依存してしまおうと考えるならば。自治率低下も征服した土地の出力を素早く上げるためには必要です。

・外交
神聖ローマ帝国に入るなら。公国級になっても外交官に余裕が持て、AE管理がやりやすくなります。

・影響
再征服CBを多用するならば。外交と悩みますが、あまり強力な土地ではないバルカンを主軸に戦うクロアチアにとって、属国管理をやりやすくするこのアイデアも選択肢。

・攻勢
真っ向から戦争して勝つならば。NIにおいて規律アップがないクロアチアは何らかの軍事系アイデアを持たなければ苦戦を強いられることになります。

・軍質
攻勢と同じく。こちらは海軍も上げてくれることから、イタリアへ攻め込む際に攻勢より必要となる可能性があります。基本は攻勢でしょうか。


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