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A Hero’s Welcome(英雄のような歓迎)
カラマンでルームを建国する。
AI任せではまず間違いなくオスマンの餌になってしまうカラマンで、逆にオスマンを滅亡させてルームに変態する実績である。
この記事では実績の達成を目標とするプレイを紹介する。
カラマン以外のアナトリアの小国で序盤からオスマンを倒すプレイにも参考になるかもしれない。
カラマンNIは伝統にコア化コスト-20%があり謎に強力である。
更に君侯国(beylik)政体も以下のとおり征服を強力にサポートする性能である。
初動さえ乗り切れば小国家に似合わない優秀な政体・NIを活かして存分に拡張できる。
ミッションは小国お馴染みの汎用ミッションである。
FL100%まで陸軍を揃えることで隣接する全州に請求権を獲得するミッションが初動をスムーズにするほかは特筆すべき点はない。
またカラマン固有の事情として、初期君主は0/0/1、初期後継者は1/0/0といずれも超無能である。
将軍化して使い倒し戦死してしまっても問題ないが、初動から戦争するので士気に影響する威信を下げる廃嫡は対オスマン初戦後までは我慢することを推奨する。
ビザンツトラップからの初手オスマンと、軽く地盤固めをしてから仕掛ける戦略のいずれも有力であるので両方紹介する。
前者は決着は早いがやや不安定となり、後者は時間はかかるが着実である。
なお、実績ページには「リセマラを繰り返せばオスマンに敵視されず同盟できる世界線を引くことができる。」と書いてあるが現バージョンでは敵視で固定されている模様(試行30回程度)。
オスマンがビザンツに宣戦するタイミングで同盟国を集めるだけ集めてビザンツにNoCB宣戦し、ビザンツを武力属国化して対オスマン防衛戦争を引き継ぎ、同盟国とともにオスマンを叩く戦略である。
各国戦略/対オスマン戦略のビザンツトラップの項目も参照。
リセマラはクリミアと大オルダが相互にライバル視していない世界を選びたい(両方と同盟したいため)。
また、最序盤にティムールがアジャムにイベント開戦した場合(体感では五分五分)、勝敗に関わらずアジャムがオスマン戦に関与する余力を失うので再スタートを推奨。
有力な同盟国候補はクリミア、大オルダ、アジャムで、外交評判を上げる外交顧問と宗教外交官の特権を入れると3国とも婚姻できることが多く、関係改善やライバルへの軽蔑的侮辱を入れることで同盟までもっていける。
マムルークは初期では外交枠を超過しているので同盟できないが、そのうち外交枠が空いたところで同盟できる。
マムルークとの同盟ができ次第ビザンツ戦であるが、これはやや不安定である。
現バージョンのビザンツは陸軍士気-15%の強烈なデバフ特権を持っており、同数程度の陸軍でも楽に殲滅できるため陸戦は問題ない。
問題は海戦であり、海上から揚陸できないとオスマン領を歩いていくことになるためオスマンより先にコンスタンティノープルを踏めるかどうか運が絡む。
提督を雇っておく、海軍士気+10%の外交顧問を雇う、交易保護を行っている小型船だけを本隊から遠いところで各個撃破した後で本隊と戦う、などの工夫はあるが、船の数で負けている以上確勝とはいえず最終的には運次第である。
一応、海戦で負けてもオスマン軍がアテネを先に踏みに行ってくれることがしばしばあるためノーチャンスではない。
無事にコンスタンティノープルを占領してビザンツを属国化できる状態になったら、忘れずに自国軍を同盟国領まで逃がした後で武力属国化し、対オスマン戦に移行する。
オスマン戦は防衛戦争となり同盟国を呼び出せるので、最序盤のオスマン相手ならマムルークがいれば有利に戦えるだろう。
周辺の小国を飲み込んで国力を強化した後、こちらからオスマンに仕掛ける戦略である。
リセマラはオスマンとハンガリーが相互にライバル視している世界を選ぶと後に同盟を結んだ上で土地約束で呼び出しやすい。
初手では国力差が大きく同盟できないが、初期拡張を終えたあたりで同盟できるようになる。
(ヴェネツィアだと海軍力の差でマイナス補正がかかるため同盟できるようになるまで時間がかかる)。
またどうせ初動で踏み潰すのでラマザンとドゥルカディルをライバル視できるとPPが稼げて得になる。
初動は傭兵を雇い、汎用ミッションで請求権を得て1444年12月にドゥルカディル、1月後にラマザンに続けて宣戦する。
このタイミングであれば両国とも同盟国がいないことが多いが、宣戦前にヒスン・カイファと同盟してしまった場合は手間がかかる。
各個撃破すれば勝てるがヒスン・カイファの要塞を落とすのが面倒なら再スタートでもよい。
ヒスン・カイファがいなければZOCのある要塞を持たないので、野戦での殲滅は容易である。
ドゥルカディルは全土併合、ラマザンは来るべきオスマン戦で必要となる海軍力強化のために海軍を温存して属国化しておく手もある。
次は白羊朝だが、ドゥルカディル戦を可能な限り早く終えれば敵の同盟国は精々1,2か国であり、どこと組んでいるかが問題である。
(1)オスマン
最悪のパターンであり、初期拡張は手詰まりとなり再スタートもやむを得ない。
まだビザンツが生きていれば一か八か初手オスマンと同じようにビザンツNoCBで勝負する手は一応ある。
(2)自国の同盟国
当該同盟国の仮想敵国をライバル視してライバル侮辱CBで宣戦し、同盟国をそちらの戦争に呼び出している間に仕掛ければタイマンに持ち込める。
(3)その他小国
同盟国を適当に呼んで踏み潰すのみである。
その次の拡張先候補はグルジア・黒羊朝になるが、この辺りから自国の拡張の余波で情勢が流動的になっていると思われるため決め打ちしづらい。
外交関係をよく見て仕掛けやすいところから順に仕掛けることになるだろう。
肝要なのはオスマンにアジア側の拡張先を与えないことで、トレビゾンドはともかくグルジアまで取られる前にオスマンの進路を塞ぎたい。
初期拡張を終えた頃にはハンガリー・マムルークと同盟できるようになり、土地約束で呼び出しての対オスマン宣戦のタイミングを探ることになる。
初期君主が無能であるため軍事技術は後れを取りやすいが、何とか自国だけでも軍事技術で追いついたところで仕掛けたい。
ポイントは海軍の整備で、ガレーを多め(15~20くらい)に加えて大型船をオスマンと同数程度作っておく。
仕掛ける具体的なタイミングとしてはオスマンがヴェネツィアやジェノヴァなどヨーロッパ国家と開戦したタイミングを狙うとよい。
オスマン本隊がヨーロッパ側に遠征している間であれば、戻ってきても先にハンガリー領の占領に向かうはずだ。
その間に海峡に接するBigaとKocaeliを抑えてマルマラ海を封鎖し、アジア側全土を制圧できればまずまず良い条件で講和できる。
もちろんコンスタンティノープルまで占領できるならそれに越したことはない。
どうにか対オスマン初戦で勝てたなら、戦勝点にもよるがまずは海峡に接するBigaとKocaeliを奪っておきたい。この2州さえ奪えば2戦目以降の海上封鎖が容易になる。
オスマンと何回も戦って滅ぼすまではルーム変態できないので、初戦でルーム変態に必要な州を取り切ることに拘る必要はなく、要塞州やCoT州などの重要な州から奪っていこう。
コンスタンティノープル以外のヨーロッパ側の州は異教で出力が落ちるので後回しでいい。
ルーム変態に必要な州を除き、同盟国には適度にオスマン領を分配して同盟を維持しておこう。
オスマンの同盟関係はチュニスやトランスオクシアナあたりの中堅国がいれば切っておく方がいいが、小国はオスマンの同盟枠を塞いだままにしておいた方がいいことも多い。
対オスマン2戦目以降は適度な拡張と海軍増強さえ怠らなければあまり気にすることもない。
周辺のスンニ国家は軒並み同盟国になっているはずなのでAEの飛散を気にする相手はおらず、コア化コスト減のサポートもあるので大胆に征服していこう。
3,4回の戦争を経てオスマンを滅亡させてルーム変態に必要な州を確保すれば実績は達成となる。
ルーム変態後もプレイを継続するのであれば、ルームの追加ミッションに従ってひたすら多方面に征服していくことになるが、DLC「Domination」未導入バージョンのオスマンのミッションと同じ延々と請求権が配られるものであり、インフレが進んだ現バージョンではやや地味である。
またルームのNIも、コア化コスト-20%や規律+5%はカラマン時代から持っているのでありがたみが薄い。
もちろん弱くはないのだが、End-game Tagとしてはもう一声欲しい感もある。
基本政体は君侯国からルーム・スルタン国に変化する。
君侯国とオスマン政体の良いところ取りのような効果ではある。
総じてルーム変態後は1世紀遅れのオスマンプレイという感じになる。
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