各国戦略
本ページの内容は、ver1.30.3で確認されたものです。
一意にスペインプレイといえばカスティーリャの方を指し、
アラゴンはというと途中で同君に収まるスペインのパーツという認識である。
ただ1.30になりナポリが勝手に独立するようになり(その9:1の比重でAIは独立を選択)、
カスティーリャ視点からするとアラゴン統合時にはナポリがなくなっており、やや面倒になった。
そこでアラゴンでプレイしナポリを制御しつつ、カスティーリャを同君に収めるスペインプレイが良いかもしれないと思い色々模索した次第の書き込みになっている。
☆強み
・開始時点の総devは実はナポリ込でカスティーリャより上
・国土が地中海に広く散らばっており、様々な国家と距離影響なく外交交渉が行える(逆に、ライバル視されやすくもある)
・専用国難が無い
・カスティーリャと比べ君主が大分良い
・上述のナポリの制御がプレイヤーによって可能
☆弱み
・ナバラが制御不能(国王崩御時に勝手に同君下位に入り統合に時間を要する。属国化しても勝手に同君化する。)
・ミッションは並。これはカスティーリャが強すぎるというのもある。同君CBはポルトガルにしかない。
・スースの独立支援は不可
・上述のミッションや距離的に最初は北アフリカを目指す事になるが、短期的にも長期的にも旨味に欠ける。
☆その他
・カスティーリャは大型船をメインとした海軍、アラゴンはガレー船や輸送船に重きを置いた構成をしている。
さて上述を踏まえ、拡張先を考えてみたい。
請求権を付け侵略できるのは以下だがどれも一長一短どころか短だけ。
お薦めは交易会社に出来る上流ノード地域であるチュニス。
ミッションの進出先その1。この中では比較的未来がある進出先で、序盤はバレンシア、後半はセビリアノードに流せるチュニスノードを持つ。
ミッションの進出先その1。下流がセビリアだけなので寂しい。
ミッションの進出先その2。最初はHREに加入しており、叩くのは至難。
その他シエナにも請求権がつけられるが、同じくHRE加入なので叩くのは難しい。
カトリック同士なので評価マイナスが強烈で仕掛けるのは流石に厳しい。
見事褒美として破門を賜り、フランスが祝砲を放ってくれる。
カスティーリャプレイの時と同じく、
後で同君連合になれるのだから放置推奨。
つよい(つよい)
だが待って欲しい。請求先が微妙なら、最初から請求権が無い国を殴ればいいじゃないか。
アラゴンは初期海軍力に優れ、ナポリを持っている事から海軍損耗があまり無くエーゲ海、マルマラ海で待機でき、
ガレー船が多いためビザンツ・アテネ海軍と戦っても問題なく勝利できる。
ということで問題なく属国化し、バルカン・アナトリアへの進出口を得る事が出来る。
暫くはビザンツ・ブルガリア・エレトナなどの属国再征服を駆使して効率よく侵略しよう。
アラゴンは自力が強く、開幕オスマンをライバル視する事も出来る。
勿論同盟国を駆使しオスマンをじわじわ削ることも可能だが、初期から高い自力と広い版図は広く同盟国を集める事が出来る。
そのためNOCBビザンツの前に強力な同盟国を集めておき、オスマンが宣戦しそうなタイミングで先にビザンツに宣戦、
属国化で戦争を引き継ぎ、防衛戦争として同盟国を呼び出して勝利を狙う事が可能。
以下、特筆すべき国家群。
・マムルーク(とても推奨):オスマンが歴史的ライバルでほぼ確実にライバル視しているので、軽蔑な侮辱などを駆使すればnocb前に間に合う。開始時点列強2位の国力は半端ない上に、あまり戦争を起こさないAIになりやすい為全力でサポートしてくれる。
・オーストリア(とても推奨):初期から同盟可能。アラゴンはハンガリーにライバル視されやすく、初日に同盟を結ばないと難しくなる。皇帝による優れた人的・税収を持つがHRE防衛システムも兼ねてるためたまにバグる
・ハンガリー(できれば推奨):上述の通りライバル視されやすいが、同盟さえ組めれば便利。オスマンと接しているためある程度壁にもなってくれる。
・ポーランド(推奨):オスマン・ハンガリーライバル視の世界線であれば間に合いやすい。稀にチュートン騎士団と争ってる最中に呼び出す事になり挙動がバグる。リトアニアが同君にいない場合は凄く微妙
・フランス(非推奨):タイミング上メーヌの開戦と被る。またあまりにも国が離れすぎていて、到達しない事が多い。
・カスティーリャ(非推奨):フランスと同じく遠い。なお初期の国力は並程度なので、下手に呼び出して疲弊させモロッコにレ・レコンキスタされたらたまったものではない。
他にもヴェネツィアやアルバニアなど、様々な候補。
開幕関係改善を飛ばつつ、アルフォンソ5世が崩御したら属国タブから"王党派を支援"すれば問題なくLDは抑えられる。
さて、最初にアラゴン→スペインはミッションに問題がある話をした。
だがこれは一つ抜け道がある。
それは、主要文化がアラゴン(文化)またはカタルーニャとしたアラゴン(国)から変態した場合、アラゴンミッションが継承されるというものだ。
なので主要文化を上記以外に変更してあげると、カスティーリャ→スペインのミッションツリーに更新されスーパー同君祭りで満足できるだろう。
しかしカスティーリャプロビを手に入れないといけないのは手間じゃ・・・と思う人もいるかもしれない。
だがその為の更なる秘策がある。そう、別にイベリア文化ではなくて良いのだ。
nocbビザンツからの再征服によって得た全てのギリシャ文化をステート化し、ちょっと自国のステートを解除してあげればすぐに主要文化の変更ができる。
基本的に国家変態は主要文化が密接にかかわる為、このような事をしたらスペインになれないのではないかと思うかもしれない。
だが、一般的にプレイヤーが行う「外交的なスペイン国家の形成」は"国がカスティーリャもしくはアラゴン"である事が発生条件であり、
別にギリシャ文化のような異文化であろうがスペイン化は問題なく行える(なお軍事的なスペイン国家の形成はイベリア主要文化である必要があるため不可)
スペイン変態後は強力なイベリア修道会機能が使いたいので、カタルーニャなど適当なイベリア文化に戻そう(アラゴン少ないし・・・)
ギリシャは統治点がもったいないが交易会社にしても良いと思う
以降はカスティーリャ→スペインの一般的な記事と被る事になるので割愛。
上述のNOCBビザンツを使った征服戦法には致命的な懸念がある。
それは"外交枠"である。
まずナポリ、自動的に入ってくるナバラで2枠
属国ビザンツで+1、対オスマンの同盟国で+2~3
その他対オスマンで使う事になる属国+1~2
そしてイベリアウェディングでカスティーリャが入って更に+1となる。
強力な侯爵を使ってもアイデアを取るまでに6枠を超過してしまう事は多い。
なので外交にナショナルフォーカスをして権勢4までは急ぎたいところである。
(イベリアウェディング成立とオスマンを解体次第、東の同盟国は切り捨てても問題ないが、オーストリアは低地地方をくれる事があるので暫く組んでおいた方が良い)
身も蓋もないが、実はオスマンと同程度の難敵。
1.30によりバルカン半島にエピロス専制侯国が追加された事により、ビザンツが開幕再征服CBで攻める事が増えた。
その頃はエピロスが同盟国を確保できず即死していたのであまり気にならなかったのだが、
1.30.3現在、何らかの同盟を得ている事が極めて多い(ひどい場合はジェノヴァなど)
そしてキプロスやロードスの海軍に惨敗し、首都侵攻される事態を引き起こす事がしばしば起こる。
そうなるとオスマンの第一ターゲットに狂いが生じ、ジャンダル侵攻→軍が霧に包まれて見えないところで突然ビザンツに宣戦布告という事が起こる。
海からコンスタンティノープルを襲撃する兼ね合いで上陸に時間がかかるので、ある程度先読みが必要になるこの戦法はそのような展開に弱い。
攻められた事はまだないが、AIフランスがAIカスティーリャとAIアラゴンを攻める構図はよく見るので、領土欲は割と大きい?
1.30.3はオーストリアのブルゴーニュ継承カウンターが決まりやすいので、その辺で便乗したい。
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