フランシス・ドレーク
トップ画面でアホ面を下げているこの人はイギリス人として初の世界一周を達成し、スペインの無敵艦隊を撃破したイギリス史屈指の英雄であり
同時にスペインからは悪魔の化身であるドラゴンにも例えられる人物です
そんなドレークに捧げるAAR
ここではイギリスらしく汚く生きていくことにしましょう
でも二重外交はしないよ!
まず最初にイングランドが交渉する相手は当然隣国であるフランス
と思いきや、その前にやったことが一つありました
それはアステカ殺害宣言です
新大陸で豊かな土地と言えば一にアメリカ二にメキシコ、三四がなくてあとはゴミ
今回はフランスが新大陸に進出すると言っていることもあってメキシコは何としても手に入れる必要があったのです
後から何か言い出されても困るので、アステカを守る国はイングランドと対立するということをしっかり知らしめておくのが目的でした
当然ながらプレイヤー国家を潰すという宣言に不快感を示す国が多々あったため一応根回しをしておきます
各国の外交態度ですが、ロシア・インドはどうでもいい、オスマンはアステカを発見次第助けるけどそれ以外は知らん、そしてフランスはアステカを守ろうの会会長
大体そんな感じでした
まあフランス以外の国がアステカを見つけることなんてないだろうけど システムを悪用でもしない限り!
さて、マルチにしろシングルにしろまず最初にイングランドにのしかかるのは百年戦争です
今回はAE増加を嫌がるフランスの要望により白紙和平の後売却することとなりました
カレー周辺にもそもそと集まってくるブルゴーニュ軍を尻目にカレーをフランスへ売却
その後も大陸領を売り渡し続け、最終的にガスコーニュ以外を渡しました
因みにガスコーニュは後で戦争をして取ってもらい、百年戦争終結イベントで安定度を稼ぐ予定です
大陸領を失い扶養限界を遥かに超えてしまった陸軍の維持費で国庫はカツカツです
明らかに分を超えた数の陸軍を何に使うのかというと、それはもちろんスコットランド征服です
ガスコーニュがイングランド領として残っているせいでミッションがやたらとパリの征服を勧めてきますが、何度もブラクラに引っかかった筆者はもう騙されません
フランスよりスコットランドのほうが美味しいに決まってる!
領有権偽造が終わり次第宣戦布告です
スコットランドは戦争中に12000に兵士が地面から滲み出てくるという謎イベントがあるので意外と油断できません
無論そんなことは承知の上
最速で進軍して滲み兵を防衛側で待ち構えると
こうなります
初期から数だけは揃っている海軍で全土を封鎖し占領後パッパと属国化
最初の山場はクリアしたようです
スコットランドに続きイングランドプレイヤーに襲いかかる試練、それは薔薇戦争
嫌がる人も多いですが、実はこのイベントが発生すると反乱率は上がるものの君主にやたら有能な人物が現れるのです
ゲーム開始時のイングランド王ヘンリー6世は0/0/0と統治者どころか果たして人間かどうかすらも怪しい能力値なので出来れば起こって欲しいというのが本音
しかしこの哺乳類、能力はないくせに欲望だけは一人前のようでしっかり子供を残しやがりました
スコットランド戦でデスマーチさせておけばよかった
イベリア半島で再征服を続けるカスティーリャ
勢い余ってグラナダを飛び越してレコンキスタを始めました
そんな中、北アフリカに心奪われているカスティーリャを倒すのは簡単だと思ってかアラゴンがナヴァラに宣戦布告
ナヴァラの宗主国であるカスティーリャ対アラゴンの戦いに発展します
AIからの同盟要請を無意識で受けてしまう性の筆者は自分でも気づかないうちにカスティーリャと同盟しており、この戦争に巻き込まれてしまいました
軍の大半がレコンキスっていたカスティーリャは本国戦力の不足により情けなくも敗北を繰り返します
とはいえ将来敵対する植民国家が勝手に死んでくれるのはありがたい
ホントに死んじゃった
大陸にわずかに残る英領ガスコーニュ
最後のイングランド領回収に向けフランスが宣戦を布告してきました
イングランドがカスティーリャと同盟していたためなかなか戦争できなかったのですが、カスティーリャがアラゴンに殴られている今ならということで戦争になりました
茶番は一瞬で終了
神の啓示を受けた気分だったジャンヌ・ダルクはただの統合失調症患者として扱われました
百年戦争終結イベントも発生し、安定度も1上昇
イングランドは旧大陸なんてもうどうでもいいのです
目指すは新大陸!金!海!金!商人!金!
ブリテン島の横に位置するアイルランドではミュンスターが破竹の勢いで進撃していました
放っておけばアイルランド統一も夢ではなかったかもしれません
ですが可哀想なことに彼らの横には無能国王率いる大国イングランドが控えていたのでした
一瞬大きな花火を打ち上げたミュンスターもイングランドの侵攻を前にあっという間に崩壊
次のプレイ時にその元気な姿は見たものはいませんでした 南無三
ミュンスターに死刑が宣告されたかと思いきやここで王室御用達の哺乳類ヘンリー6世が死去
よっしゃーやっと死んでくれた!
死んでここまで喜ばれる人もそういないでしょう
しかし後遺症はしっかり残り、技術面で他国に対し圧倒的な差をつけられてしまいました
小アジアでは緑色の巨人が取っ替え引っ替えAI国家をファックしています
大胆だなぁ あっという間にエジプトまで進出してしまったようです
その北に位置するは世界で初めて畑から人を採る技術を開発した最先端国家モスクワ
どこで学んだかわからないクローン技術でノヴゴロドをねじ伏せている様子
決まってゴタゴタするマルチ初日はプレイ時間が少なめなはずなのに、早くもスカンジナビアの付け根にまで進出しました
残り二つのインドとアステカは見えません
ヴィジャヤナガルへ西欧化をお届けする使命を負ったイングランドはポルトガルとの戦争を企てていましたが、無能王の死でなくなってしまいました
アステカのほうはこんにちは死ねアタックをぶちかますつもりなので交渉はしていません
強いて言うなら引退先を早めに決めるように言ったぐらいでしょうか
早くしないとどこの物件も純真な筆者とは違って強欲なプレイヤーたちに飲み込まれてしまうぞ
今のところの最強国家はオスマン帝国
フランスをはじめとする周りの国々は戦々恐々として眠れない日々を過ごしているようです
イングランドには関係ないけどね
フランスとはアメリカ大陸の分割についての話し合いが行われました
筆者はアメリカ大陸をイングランドの生命線として譲歩を求め、フランスはコロンビア以南はフランス領として譲りません
西欧ニ国の争点となるのは史実通り新大陸となるのでしょうか
まあそうは言ってもプレイヤーは6人しかおらず、そしてヨーロッパの人口密度が低いことですぐに衝突が起きる気配はありません
初日はダラダラと雑談をしながら終了しました
果たしてこの空気はいつまで続く、いや続けることができるのでしょう?
次 かみんぐすーん